日本僑報社、豊子愷第4巻『小さなぼくの日記』が刊行

【日本僑報社発】日本僑報社はこのほど、豊子愷児童文学全集第4巻『小さなぼくの日記』を刊行し、発売した。

日本僑報社、豊子愷第4巻『小さなぼくの日記』が刊行

【日本僑報社発】日本僑報社はこのほど、豊子愷児童文学全集第4巻『小さなぼくの日記』を刊行し、発売した。

本書は、中国近代文壇を代表する豊子愷の児童文学全集シリーズ(全7巻予定)の中の1冊。2015年に刊行された『一角札の冒険』『少年音楽物語』『博士と幽霊』の3作に続く、堂々の第4弾となる。

翻訳は、日中翻訳学院修了生で、訳書に『中国の未来』(日本僑報社)がある東滋子さんが担当した。

豊子愷は竹久夢二と親交をもち、『源氏物語』『草枕』の翻訳を手がけるなど日本とも深い関わりを持った。シリーズは、世界中の子供たちに愛された続けた豊子愷作品の中から教訓と深い寓意を含んだ短編や、豊子愷自身の思いの詰まった随筆を収録。

表題作『小さなぼくの日記』は子供の目線から大人たちの理不尽な行動をえがき、『蟹』では電車内での些細な行き違いとそれに伴う心情の変化えがく。激動の時代にも芸術を求め、子供たちを慈しみ続けた豊子愷の魂に触れる一冊。

作家の海老名香葉子さんが「溢れでる博愛は子供たちの感性を豊かに育て、やがては平和につながっていくことでしょう」と推薦の言葉を寄せる。

【海老名香葉子さん 推薦の言葉】中国児童文学界を代表する豊子愷先生の児童文学全集がこの度、日本で出版されることは誠に喜ばしいことだと思います。溢れでる博愛は子供たちの感性を豊かに育て、やがては平和につながっていくことでしょう。

■『小さなぼくの日記』http://duan.jp/item/192.html

【著者紹介】豊 子愷(ほう しがい)

近代中国の代表的な漫画家・散文家・翻訳家。1921年(大正10年)日本に短期留学した際、竹久夢二と親交をもち、大きな影響を受けた。帰国後の1925年、新聞に「子愷漫画」の名でひとコマ漫画を発表し「漫画」という言葉を中国で広めた。また「源氏物語」や夏目漱石の「草枕」の翻訳をしたことでも有名。

【訳者紹介】東 滋子(ひがし しげこ)

北九州市立大学外国語学部中国学科卒業。北京大学留学を経て、翻訳に携わる。中国語通訳案内士。訳書に『中国の未来』(日本僑報社)。日中翻訳学院武吉塾修了。第一回翻訳新人賞受賞。



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企業名 日本僑報社
代表者名 段躍中
業種 新聞・出版・放送

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