日本僑報社、反戦平和・世代友好シリーズ『2015年の「8.15」』刊行特集を配信
8月3日に配信された日本僑報社の公式メールマガジン日本僑報電子週刊第1241号は、反戦平和・世代友好シリーズ『2015年の「8.15」』刊行特集を配信しました。
日本僑報社、反戦平和・世代友好シリーズ『2015年の「8.15」』刊行特集を配信
8月3日に配信された日本僑報社の公式メールマガジン日本僑報電子週刊第1241号は、
反戦平和・世代友好シリーズ『2015年の「8.15」』刊行特集を配信しました。
編集長の段躍中氏は下記のように「編者より」を書きました。
○ 弊社ではこの十数年、毎年7、8月になると「反戦平和・世代友好」シリーズの本を出してきました。今年もそうした時期を迎え、ここに最新の反戦平和シリーズ書籍をご紹介いたします。
とくに今年は、歴史の教訓を改めて学ぶ『強制連行中国人殉難労働者慰霊碑資料集』(同資料集編集委員会・編)を刊行しました。本書は、戦時中に日本に強制連行され、過酷な労働の犠牲となった中国人を追悼する全国の慰霊碑についてまとめた初の資料集です。刊行後、各地の読者やマスコミからの問い合わせがあり、本書への関心の高さを改めて感じています。
今号のメルマガでは、反戦平和・世代友好シリーズの第13作となる『2015年の「8.15」』(日中友好8.15の会・編)と『強制連行中国人殉難労働者慰霊碑資料集』を下記の通り、ご紹介いたします。いずれも貴重な記録であり、資料集です。反戦平和を考えるこの季節、ぜひとも多くの方にお読みいただきたいと思います。またお近くの公共図書館、学校図書館、地域の読書コーナーなどに、反戦平和シリーズをご推薦いただけましたら幸いです。
○ 下記にご紹介しましたが、先週土曜日(7/30)、都内で日中翻訳学院の「第16期公開セミナー」を開催しました。今回は、講師の武吉次朗先生に講評をお願いしたほか、最近訳書を刊行された受講生・修了生にその翻訳体験のみならず、トークイベントなどで講師として登壇したことついての貴重な体験を語っていただきました。
それはまさに日常の翻訳の現場から、さらなる飛躍へとつながるステップアップの好機であったことでしょう。しかも翻訳書の刊行後には、ナマの感想に触れるなど読者との交流も大事なことです。翻訳についての評価や叱咤激励をじかに受け、それが一層のレベルアップにつながることもあるでしょう。
弊社ではこれからも、著者や訳者、編著者らの講演会、トークイベント、サイン会などに積極的に取り組むつもりです。今後ともご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!
目次
1)反戦平和・世代友好シリーズ第13作『2015年の「8.15」』が刊行
2)戦後70年記念『強制連行中国人 殉難労働者慰霊碑資料集』を発売
3)「日本と中国」最新号1面で『強制連行中国人 慰霊碑資料集』を紹介
http://duan.exblog.jp/23348127/
4)日中翻訳学院第16期公開セミナー、武吉先生の直接指導に約30人が聞き入る
http://duan.jp/news/jp/20160730.htm
5)【公開セミナー】東さん、重松さん、本田さんが貴重な翻訳体験を語る
http://pressrelease-zero.jp/archives/97997
6)「星期日漢語角・日語角」第450回記念宴、8/7(日)池袋で開催へ
http://duan.exblog.jp/23331278/
7)宮本雄二・元中国大使を迎え「滔天会文化講演会」8/20開催へ
http://duan.jp/news/jp/20160820.htm
8)中文和訳の「武吉塾」第17期募集要項を発表、10月開講へ
http://fanyi.duan.jp/takeyosijuku.htm
9)【採用情報】日中翻訳学院の事務スタッフを募集します!
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1)反戦平和・世代友好シリーズ第13作『2015年の「8.15」』が刊行
【日本僑報社発】日本僑報社はこのほど、「反戦平和・世代友好シリーズ」第13作となる『2015年の「8.15」』(日中友好8.15の会・編)を刊行した。
「日中友好8.15の会」は、1961年に設立された民間の反戦平和団体「日中友好元軍人の会」がその前身。
同会では、設立以来この55年に、計500点余りに上る「8.15」関連刊行物を編集し、出版。中国への侵略戦争に参加した元日本軍人の証言を掲載し、中国を侵略した旧日本軍の犯罪を詳細に記録してきた。
これらを歴史資料として永久保存するため、またより多くの日本の青少年に軍国主義の罪悪を知ってもらうため、日本僑報社は2004年からこれまでの刊行物をまとめて出版し、読者にシリーズとして提供している。
新刊『2015年の「8.15」』には、2015年度に刊行された同会機関誌「8.15」の第542~553号が、合本として完全収録されている。
戦後71年、過去の戦争について振り返り、よりよい未来を築くための反戦平和シリーズ『2015年の「8.15」』にぜひご期待ください!
※ 反戦平和・世代友好シリーズ『2015年の「8.15」』(日中友好8.15の会・編)
■『2015年の「8.15」』
編著: 日中友好8.15の会
出版: 日本僑報社
判型: B5判480頁並製
定価: 15,000円+税
発行: 2016年8月15日
ISBN 978-4-86185-220-6 C0031
注文先: http://duan.jp/item/220.html
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2)戦後70年記念『強制連行中国人 殉難労働者慰霊碑資料集』を発売
【日本僑報社発】日本僑報社は、戦後70年を記念して、歴史の教訓を改めて学ぶ『強制連行中国人殉難労働者慰霊碑資料集』(同資料集編集委員会・編)をこのほど刊行、発売した。
第二次世界大戦において、日本政府は1942年11月、国内で深刻化する労働力不足を解決するため「華人労務者内地移入ニ関スル件」を閣議決定し、それにより敗戦までに中国から3万8935人の民間人と捕虜を強制的に連行した。
そのうち、劣悪な環境や苛酷な労働、重度の栄養不良、業務上の事故、病気などにより、6830人の尊い命が犠牲になったという。
戦後、日本各地の民間友好団体、地方自治体、一般市民が、侵略戦争に対する深い反省と犠牲者への哀悼、日中友好と不再戦という固い決意から、全国各地に強制連行殉難者のための慰霊碑を建立して、慰霊行事を執り行った。
また、強制連行殉難者の遺骨を収集して中国に送還し、関連資料を発掘、整理することで強制連行の実態について真相を究明したり、保存、伝承したりする活動も続けてきた。
こうした中で「戦後70年」を機に、日中双方の関係者が慰霊碑と追悼活動の現況について全面的な調査を実施したところ、慰霊碑は全国24都道府県に約40基建立されていることが判明、活動の成果と広がりを裏づけるものになった。
この不幸な中国人強制連行の歴史と、慰霊碑建立や慰霊の地道な活動について、幅広い角度から事実を正確に記録し、集大成したのが、本書『強制連行中国人殉難労働者慰霊碑資料集』である。
これまでに全国に建立された約40基の慰霊碑について、「慰霊碑概要」「強制連行概要」「慰霊碑建立経緯」「慰霊祭開催状況」の各項目を細かく記録。慰霊碑や慰霊祭、除幕式などの写真をフルカラーで掲載し、各地の状況をわかりやすく伝えている(建碑運動中を含む)。
資料集編集委員会は、「日本各地にある慰霊碑の維持管理や慰霊祭運営に尽力してきた諸団体、関係者の方々には改めて敬意を表したい」と感謝の意を述べるとともに、「日本国民、とりわけ若い世代に対し、本書が歴史の真相と教訓を理解し、両国の友好と、世界平和に貢献する一助となることを期待する」(はじめに)と明記し、幅広い読者層に友好・平和の大切さを訴えている。
■ 戦後70年記念『強制連行中国人殉難労働者慰霊碑資料集』
強制連行中国人殉難労働者慰霊碑資料集編集委員会・編
日本僑報社刊
A5判318頁フルカラー並製
定価:2800円+税
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3)「日本と中国」最新号1面で『強制連行中国人 慰霊碑資料集』を紹介
http://duan.exblog.jp/23348127/
【日本僑報社発】公益社団法人日本中国友好協会(丹羽宇一郎会長)の会報『日本と中国』最新8月1日号は、1面で、日本僑報社の新刊『強制連行中国人 殉難労働者慰霊碑―資料集―』を紹介した。
本書は、戦時中に日本に強制連行され、過酷な労働の犠牲となった中国人を追悼する全国の慰霊碑についてまとめた初の資料集。
戦後、日本各地の民間友好団体、地方自治体、一般市民が侵略戦争に対する深い反省と犠牲者への哀悼、日中友好と不再戦という固い決意から慰霊碑を建立し、慰霊行事や強制連行の事実を風化させないための活動を続けてきた。
『日本と中国』によれば、こうした活動には「各地の日中友好協会の参加も少なくない」という。
また同紙は本書について「資料集には、全国38カ所の慰霊碑(建碑運動中を含む)に関する強制連行の概要や碑建立経緯、慰霊祭の開催状況などがカラー写真付きで掲載されている」などと詳しく紹介。
問い合わせ先として、日本僑報社の電話番号(TEL: 03-5956-2808)が掲載された。
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企業情報
企業名 | 日本僑報社 |
---|---|
代表者名 | 段躍中 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
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