研究不正の権威、COPE元代表リズ・ウェージャー氏が緊急来日!「研究キャリアを守るための研究・出版倫理ガイド」セミナーを開催(7月25日・26日)
今なお議論が続くSTAP細胞論文の事件を契機に、学術業界のみならず、日本全体で研究不正の問題に注目が集まる中、エディテージは出版倫理委員会(COPE)の前議長リズ・ウェージャー氏に緊急来日を要請。日本の研究者が知っておくべき研究出版倫理のガイド・セミナーを7月25日26日に東京で開催します。
今なお議論が続くSTAP細胞論文の事件を契機に、学術業界のみならず、日本全体で研究不正の問題に注目が集まっています。論文投稿サポートを提供するエディテージは、出版倫理委員会(COPE/Committee on Publication Ethics)の前議長で、BMJ(British Medical Journal)の倫理委員を務めるリズ・ウェージャー氏に緊急来日を要請。近年の研究不正事例も題材に、日本の研究者が知っておくべき研究出版倫理のガイド・セミナーを7月25日(金)・26日(土)に東京で開催します。
研究出版競争が激化する中で日本の研究不正が誘発されている可能性は否めません。しかしながら、ウェージャー氏によると「データの剽窃や改ざんは何世紀にも渡って行われてきているのであって、決して真新しい現象ではない」とのこと。報告されている研究不正は氷山の一角で、「論文撤回が増えていることは、必ずしも不正行為の数が増えていることを意味するのではなく、むしろ、ジャーナル側の不正行為の探知能力が上がっているということかもしれない」と言います。また、ジャーナルだけでなく、Pub Peerなど、研究者同士が匿名で出版された論文の不正を指摘するケースもますます増えています。
発見されれば、それまで積み上げた研究キャリアや研究資格すら失う研究不正ですが、エディテージのこれまでの取り組みからは、研究者個人の不正防止への関心が意外に低く、「自分がやるはずがない」「自分の研究室から不正が出るはずがない」と感じている人が多いことがうかがわれます。特に日本で報告されている不正の中では、他の論文からの文章やデータ、アイディアのコピペ・盗用が大半を締め(情報管理 vol. 56 no. 3)、知らずに行った、なんとなく悪いことは知っていたがそこまで重大とは思わず行ったという不正ケースが多く含まれていると考えられます。
エディテージは、研究者が論文を書き上げてからジャーナルに投稿する間に、共著者の次に出版前の論文に目を通す立場にあります。その責任を企業として重く受け止め、最近の研究不正の事件を受けて、論文校正・出版サポート会社として初めて、「研究・出版倫理ポリシー」と、倫理的不正行為が疑われる原稿を顧客から受領した際の措置プロセスを一般に公開しました。研究者サポート企業の挑戦として、自社内での不正発見プロセスの強化と、論文著者および校正者・編集者への教育・啓蒙活動、および論文剽窃チェックサービス※の提供を行っています。今回のリズ・ウェージャー氏の招聘とセミナー開催は、こうした活動の一貫として行うものです。この問題に関心を持つ、なるべく多くの方のご参加をお待ちしています。
※論文剽窃チェックサービスの提供は現在エディテージの既存顧客の方々のみに限定されています。後日どなたにでも利用できるサービスとして公開予定です。
【リズ・ウェージャー氏の研究倫理ワークショップの詳細】
◆2014年7月25日(金)東京開催 「研究キャリアを守るための研究・出版倫理ガイド」セミナーhttp://www.editage.jp/workshop/ethics.html
◆2014年7月26日(土)東京開催 「受理される論文投稿戦略」セミナーhttp://www.editage.jp/workshop/publication.html
【エディテージの研究・出版倫理ポリシーと取り組み】
◆論文著者のリスクを回避するエディテージの研究・出版倫理ポリシーhttp://www.editage.jp/quality/ethics.html
<英文校正エディテージについて>
カクタス・コミュニケーションズが運営する研究者のための学術コミュニケーションサポートブランド。英文校正・翻訳および各種論文投稿サポートサービスを通じて、世界110ヶ国以上の研究者の論文のジャーナル投稿を支援。ワークショップやコンテンツ提供を通じた著者トレーニングも積極的に行っている。また、社会貢献事業として研究コミュニティと科学技術政策関係者、一般社会をつなぐイベントフォーラム、Science Talks(サイエンストークス)を共催・運営。
http://www.editage.com
http://www.sciencetalks.org
研究出版競争が激化する中で日本の研究不正が誘発されている可能性は否めません。しかしながら、ウェージャー氏によると「データの剽窃や改ざんは何世紀にも渡って行われてきているのであって、決して真新しい現象ではない」とのこと。報告されている研究不正は氷山の一角で、「論文撤回が増えていることは、必ずしも不正行為の数が増えていることを意味するのではなく、むしろ、ジャーナル側の不正行為の探知能力が上がっているということかもしれない」と言います。また、ジャーナルだけでなく、Pub Peerなど、研究者同士が匿名で出版された論文の不正を指摘するケースもますます増えています。
発見されれば、それまで積み上げた研究キャリアや研究資格すら失う研究不正ですが、エディテージのこれまでの取り組みからは、研究者個人の不正防止への関心が意外に低く、「自分がやるはずがない」「自分の研究室から不正が出るはずがない」と感じている人が多いことがうかがわれます。特に日本で報告されている不正の中では、他の論文からの文章やデータ、アイディアのコピペ・盗用が大半を締め(情報管理 vol. 56 no. 3)、知らずに行った、なんとなく悪いことは知っていたがそこまで重大とは思わず行ったという不正ケースが多く含まれていると考えられます。
エディテージは、研究者が論文を書き上げてからジャーナルに投稿する間に、共著者の次に出版前の論文に目を通す立場にあります。その責任を企業として重く受け止め、最近の研究不正の事件を受けて、論文校正・出版サポート会社として初めて、「研究・出版倫理ポリシー」と、倫理的不正行為が疑われる原稿を顧客から受領した際の措置プロセスを一般に公開しました。研究者サポート企業の挑戦として、自社内での不正発見プロセスの強化と、論文著者および校正者・編集者への教育・啓蒙活動、および論文剽窃チェックサービス※の提供を行っています。今回のリズ・ウェージャー氏の招聘とセミナー開催は、こうした活動の一貫として行うものです。この問題に関心を持つ、なるべく多くの方のご参加をお待ちしています。
※論文剽窃チェックサービスの提供は現在エディテージの既存顧客の方々のみに限定されています。後日どなたにでも利用できるサービスとして公開予定です。
【リズ・ウェージャー氏の研究倫理ワークショップの詳細】
◆2014年7月25日(金)東京開催 「研究キャリアを守るための研究・出版倫理ガイド」セミナーhttp://www.editage.jp/workshop/ethics.html
◆2014年7月26日(土)東京開催 「受理される論文投稿戦略」セミナーhttp://www.editage.jp/workshop/publication.html
【エディテージの研究・出版倫理ポリシーと取り組み】
◆論文著者のリスクを回避するエディテージの研究・出版倫理ポリシーhttp://www.editage.jp/quality/ethics.html
<英文校正エディテージについて>
カクタス・コミュニケーションズが運営する研究者のための学術コミュニケーションサポートブランド。英文校正・翻訳および各種論文投稿サポートサービスを通じて、世界110ヶ国以上の研究者の論文のジャーナル投稿を支援。ワークショップやコンテンツ提供を通じた著者トレーニングも積極的に行っている。また、社会貢献事業として研究コミュニティと科学技術政策関係者、一般社会をつなぐイベントフォーラム、Science Talks(サイエンストークス)を共催・運営。
http://www.editage.com
http://www.sciencetalks.org
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企業情報
企業名 | カクタス・コミュニケーションズ株式会社 |
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代表者名 | 湯浅誠 |
業種 | 教育 |
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