アジアフォーカス・福岡国際映画祭連携企画「映画『ジャングル・スクール』が拓くフロンティアーシネマと地域研究のマリアージュ」9月15日・福岡

アジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映されるインドネシア映画『ジャングル・スクール』(リリ・リザ監督)の魅力と意義に迫るワークショップをキャナルシティ博多で9月15日に開催します。ゲストはグンナール・ニンプノさん(『ジャングル・スクール』撮影監督)とインドネシア地域研究者の亀山恵理子さんです。

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         九州シネアドボ・ワークショップ
映画『ジャングル・スクール』が拓くフロンティア――シネマと地域研究のマリアージュ
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 経済開発を受け入れて森を切り拓くか、それとも孤立を恐れず自然環境や伝統を維持するか。経済か環境かという問いの裏には、社会が自立するにはどの程度の規模が必要かという問いが貼り付いている。有史以来繰り返されてきたこの問いに対して、二者択一の罠から抜け出す道を探るには、外と内の世界をつなぐコミュニケーションと、そのための教育が大切だ。
 しかも、今日では、少人数の試みであっても、たとえば映画と結びつくことで世界にその意義が伝わることにもなる。スマトラの熱帯林を舞台に、調査対象である「森の人」に読み書き計算を教えた女性教師ブテット。その実話をもとにした映画『ジャングル・スクール』(リリ・リザ監督作品、インドネシア、2013年)に見られるように、地域事情に通じている地域研究者が介在して映画の作り手と地域住民が手をとりあうことで、見る側と見られる側の区切りはますます融解していく。
 このワークショップでは、アジアフォーカス・福岡国際映画祭で来日中のグンナール・ニンプノ(Gunnar Nimpuno)氏(『ジャングル・スクール』撮影監督)と、東ティモールやスマトラのアチェなどでNGOによる支援活動に携わってきたインドネシア地域研究者の亀山恵理子氏(奈良県立大学准教授)をお招きし、スマトラ版『綴方教室』ともいうべき『ジャングル・スクール』の魅力と意義に迫りたい。

※シネアドボとは、フィクション、ドキュメンタリーを問わず映像作品を通じて世界の課題を考え、よりよい社会づくりをめざすシネマ・アドボカシーの略称です。

■日時:2014年9月15日(月・祝)13:30~15:30
■場所:キャナルシティ博多貸会議室
    福岡市中央区住吉1-2-25
    キャナルシティビジネスセンタービル6階
    https://www.kaigishitu-fukuoka.com/access.php#canal
■パネリスト:亀山恵理子(奈良県立大学地域創造学部准教授)
       グンナール・ニンプノ(『ジャングル・スクール』撮影監督)
■司会:深尾淳一
■アジアフォーカス・福岡国際映画祭『ジャングル・スクール』上映情報
http://www.focus-on-asia.com/lineup/film14_08.html
【日時】
 9月14日(日)19:00~
 9月18日(木)14:20~
 9月20日(土)10:00~
※アジアフォーカス・福岡国際映画祭(2014年9月12日~21日)
映画祭の詳細は公式HPをご参照ください。
http://www.focus-on-asia.com/
■詳細URL
http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/~yama/film/event/20140915fukuoka.html

企業情報

企業名 混成アジア映画研究会
代表者名 山本博之
業種 その他サービス

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