STRグローバル　日本初　京都文化交流コンベンションビューローと提携を開始

STRグローバルにとって、コンベンションビューローとの提携は日本で初となります。STRグローバルは、京都のホテル市況データをより価値あるものとして世界に発信する一方、KCVBは、インバウンド旅行客および大型国際会議誘致の一環としてデータサービスを活用していく狙いがあります。

今回の提携にあたり、STRグローバル　マネージングディレクターのエリザベス・ウィンクル (Elizabeth Winkle) は次の通りコメントを発表しています。「STRグローバルは、日本国内で初めてKCVBと提携したことを誇りに思います。STRグローバルが発信するホテルマーケット情報は、KCVBが保有するデータと組み合わせることにより、分析を客観的かつ有益なものにすると見ています。また、今回の提携により、STRグローバルのデータサンプルがより拡大し、観光都市・京都のデータが更に活用しやすくなります。STRグローバルのベンチマークデータは、京都市内のホテルだけでなくこれから進出を考えるホテル関係者にとっても必要不可欠なデータになるはずです。」

京都のホテルマーケットは、景勝地かつ文化都市としての特色を生かし、2015年4月単月の客室稼働率は90.3％（昨年対比成長率 - 3.3％）となりました。

一方、客室平均単価（以下ADR）は7か月連続、販売可能一室あたり収益（以下RevPAR）は6か月連続で二桁成長を記録しています。

今回の提携について、KCVBの国際観光コンベンション部　赤星周平　部長は次の通り発表しました。「この度、STRグローバルとKCVBがパートナーシップを締結できたことを大変うれしく思っております。昨年北米で有名な旅行雑誌　Travel + Leisureのランキングで世界一に輝いたところですが、マーケティングの更なる高度化を図り、効果的な観光誘致プロモーションを実施するためには、データの整備とタイムリーな宿泊施設の市況把握が必須になります。そのためにもSTRグローバルとのパートナーシップの締結が、KCVBにとっても必要不可欠なプロセスであり、これにより京都のプロモーションの精度は飛躍的に進化を遂げるものと思われます。」

STRグローバルは、2015年4月現在　日本国内で500軒以上 13万室超の加盟ホテル数を誇り、日本で最も大きなデータベースを保有しています。

STRグローバル　アジア太平洋エリアディレクターのジェスパー・パルムクヴィスト(Jesper Palmqvist) は次の通りコメントしています。「STRグローバルは、今後KCVBと密接に連携することにより、京都ひいては日本のツーリズム全体に実りあることを期待しています。STRグローバルが日本国内のコンベンションビューローにデータを提供することは今回初めてですが、我々は世界中の様々な都市で、既にデスティネーションレベルのデータを提供しています。またSTRグローバルにとっても、KCVBが京都で培った知識と経験を吸収し、学びたいと考えています。京都コンベンションビューローとの提携により、データインテリジェンスの理解および活用が進化し、ツーリズムの最適化が業界全体に浸透することを期待しています。」

STRグローバル（STR Global, Ltd）について
STRグローバルはホスピタリティ業界に従事するあらゆる関係者（ホテルオペレーター、オーナー、デベロッパー、金融機関、マーケットアナリスト、ベンダー、教育機関等）に対し様々なデータを提供しています。世界最大のデータベースとして、ヨーロッパ、中東、アジア太平洋、アフリカ、中南米を網羅し、定型またはカスタマイズしたレポートを提供します。STRグローバルは日次、月次のパフォーマンスレポートの他、セグメント別、フォーキャスト、収益性調査、建設計画調査、ホテル年鑑等を展開しています。ホテル運営会社に対しては調査に参加することで無料のレポートを配信しています。STRグローバルは、STR関連会社として、STR、STRアナリティクス、HotelNewsNowと連携しています。詳しくはウェブサイトをご覧ください。www.strglobal.com

公益財団法人　京都文化交流コンベンションビューロー　についてのお問い合わせは、survey@hellokcb.or.jp までご連絡ください。