ワクチン高騰の認知は6割超も、対策費用は7割強の人が3,000円以下と回答「インフルエンザの対策に関する実態調査2015」

 漢方・薬膳の総合ポータルサイト「漢方デスク」を展開する漢方デスク株式会社(代表:葉山 茂一)は、全国の男女を対象にインフルエンザの対策に関する実態調査を行いました。今回の調査は、2015年10月23日から10月27日までの5日間、漢方デスクを利用している全国の10代~60代の男女721人を対象に行いました。 その結果、半数以上の人が毎年インフルエンザ対策をしており、インフルエンザワクチン高騰の認知は6割超と高い一方で、インフルエンザ対策にかける費用は、7割強の人が3,000円以下であることが明らかとなりました。また、インフルエンザに罹患した際、漢方薬による治療を希望する人は2割程度にもかかわらず、インフルエンザで過去に漢方薬を服用して効果の実感があった人は7割強を占めることが分かり、インフルエンザに漢方薬治療という選択肢の有効性を多くの人が感じていると言えます。

■毎年インフルエンザ対策をしている人は半分以上

最初に「毎年インフルエンザの対策をしていますか?」と聞いたところ、「はい(401)」、に対して「いいえ(320)」という結果になりました。毎年インフルエンザ対策をしている人は半分以上になりましたが、一方で対策をしていない人も4割以上いることが分かりました。

 

■インフルエンザ対策費用を一切かけない人が全体の3割強

次に「【毎年インフルエンザ対策をすると回答された方に質問です】インフルエンザ対策には毎年どれぐらい費用をかけていますか?」と聞いたところ、「0円(128)」、「1,000-3,000円(115)」、「3,000-5,000円(92)」という回答が続きました。インフルエンザ対策費用を一切かけない人が3割強いることになります。

 

■インフルエンザ対策内容は「手洗い・うがい」、「ワクチン」、「マスク」

「【毎年インフルエンザ対策をすると回答された方に質問です】インフルエンザの対策として、何をしていますか?(複数回答可)」という設問では、「手洗い・うがい(292)」、「ワクチンの接種(240)」、「マスクの着用(220)」という回答が続きました。

 

■インフルエンザ対策で困ることは「インフルエンザの傾向」「対策費用が高い」

続いて、「【毎年インフルエンザ対策をすると回答された方に質問です】インフルエンザの対策をする上で困っていることはありますか?(複数回答可)」という設問では、「今年のインフルエンザの傾向がわからない(94)」、「対策費用(ワクチンの接種など)が高い(75)」、「正しい対策法がわからない(48)」という回答が上位に並びました。

 

 

■インフルエンザ対策をしない理由は「対策をする必要性を感じない」がトップ

「【毎年インフルエンザ対策をしないと回答された方に質問です】インフルエンザ対策をしていない理由を教えてください。(複数回答可)」という設問では、「対策をする必要性を感じない(129)」がトップで、「ワクチンの副作用がこわいから(65)」、「対策の費用(ワクチンなど)が高い(54)」、「ついつい忘れてしまう(49)」と続きました。

 

■ワクチン価格の高騰のニュースの認知度は6割超

次に「インフルエンザのワクチン価格が今年から上昇したことはご存じですか?」と聞いたところ、「はい(480)」に対して、「いいえ(241)」でした。昨今のニュースによる認知度の高さが伺えます。

 

■希望する治療法は「インフルエンザ治療薬」がトップ

「インフルエンザにかかってしまった場合、希望する治療法は何ですか?過去に経験のある場合は、受けた治療法をお選びください。(複数回答可)」という設問では、「インフルエンザ治療薬(473)」という回答がトップで、「医師の処方による漢方薬(134)」、「自然治癒(64)」と続きました。

 

■医療機関で漢方薬が処方されることは約7割近い人が認知

次に「【希望する治療法/過去に受けた治療法で「インフルエンザ治療薬」もしくは「市販の漢方薬」と回答された方に質問です】医療機関で漢方薬が処方されることはご存じですか?」という設問に対しては、「はい(348)」に対して「いいえ(150)」という回答結果で、高い認知度が伺えました。

 

■インフルエンザで過去に漢方薬を服用して効果の実感があった人は7割強

「【希望する治療法/過去に受けた治療法で「医師の処方による漢方薬」もしくは「市販の漢方薬」と回答された方に質問です】過去に漢方薬を服用された際に、効果を実感されましたか?」と聞いたところ、「よく効いた(100)」、「効果の実感はあった(16)」と合せて7割強の人が効果を実感したと回答しました。

 

■インフルエンザ対策する上で欲しいのは「今年のインフルエンザの傾向に関する情報掲載」

最後に「インフルエンザ対策をする上で欲しいサービス・機能はありますか?(複数回答可)」という設問に対しては、「今年のインフルエンザの傾向に関する情報掲載(252)」がトップで、「薬だけではない生活全般に関する対策法のレコメンド(194)」、「基本的なインフルエンザに関する情報啓発(148)」と回答が続きました。

 

 これらの結果を踏まえ、漢方薬を利用したインフルエンザ対策について、慶應義塾大学環境情報学部ならびに政策メディア研究科教授・医学部兼担教授の渡辺賢治先生にお話を伺いました。

 

 「インフルエンザの患者さんに漢方薬を使う医師が増えてきているようです。代表的な漢方薬として麻黄湯(まおうとう)が挙げられます。医療用漢方製剤の中にもインフルエンザに対して健康保険が適用となるものがあるため、西洋薬でのインフルエンザ治療に比べて治療費が大幅に安くなります。2015年に発表された論文では、抗インフルエンザウイルス薬と麻黄湯で薬剤費を比較したところ、前者(通常の5日分処方)が3260円かかったのに対し、後者(通常の3日分処方)は150円で済んだという研究もあります。しかしながらインフルエンザに対する漢方薬は麻黄湯だけではありません。漢方に詳しい医師に相談し、その時の状態に合わせた漢方薬を正しく服用することが大切です。また、医療機関に行く時間がない時でも漢方に詳しい薬剤師に相談して適切な漢方薬を早めに選択してください。」

 

 対策費用が気になるインフルエンザ対策ですが、漢方薬治療も含め、幅広い選択肢から対策・治療を検討することで、医療費の削減と効果的な予防が実現されると考えられます。

https://kampodesk.com/press_releases/23

 

■漢方デスク「インフルエンザの対策に関する実態調査2015」

・調査方法:インターネット調査

・調査期間:2015年10月23日~2015年10月27日

・地域:全国

・対象者:「漢方デスク」利用者(年齢構成19歳以下2%、20-34歳38 %、35-49歳50 %、50-64歳8 %、65歳以上1%)

・有効回答数:721

 

■漢方デスクについて

https://kampodesk.com

漢方デスクは、漢方医学の考え方に基づいて、それぞれの人に合ったライフスタイル・食事・漢方薬等を提案する漢方・薬膳の総合ポータルサイトです。

 

■漢方デスク株式会社 会社概要

https://kampodesk.com/corporate

社名:漢方デスク株式会社

設立:2013年10月

所在地:東京都渋谷区

事業内容:インターネットサイト「漢方デスク」の企画・運営、医薬品の販売

代表取締役:葉山 茂一



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企業情報

企業名 漢方デスク株式会社
代表者名 葉山茂一
業種 医療・健康

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