FPGAを高機能マイコン化できる開発ボードを発表
長野県の最先端技術開発ベンチャー企業、プライムシステムズ社は、5月10日、論理回路設計者やシステム開発者向けにUSB2.0対応FPGAシステム開発ボードを高機能なマイコンボードとして利用するための「Card-UNIV5」ボードを発表しました。
長野県の最先端技術開発ベンチャー企業、プライムシステムズ社は、5月10日、論理回路設計者やシステム開発者向けにUSB2.0対応FPGAシステム開発ボードを高機能なマイコンボードとして利用するための「Card-UNIV5」ボードを発表しました。
「Card-UNIV5」には、リアルタイム・クロック(RTC)と自由に周波数を可変できる水晶発振器を搭載しており、USB2.0対応FPGAシステム開発ボード『mxcard』 と接続して利用します。 設計・開発者はFPGAベンダのアルテラ社が無償提供する「Nios2eソフトCPU」を利用して、オリジナルのマイコンボードを構築できます。
従来のマイコンボードでは対応できなかった高速差動インターフェース(LVDS)や高速なUSBデータ転送、論理回路による高速なデータ処理が短期間で構成できます。 システムの消費電力を低減するためには、RTCの割り込み機能や周波数を低速に変更することにより、既存マイコンボードと同等の低消費電力を実現可能です。
また、外部システムとは2.54mmピッチの一般的なコネクタやリボンケーブルで接続できるので、システム拡張が容易です。 システムの機能検証等の試作、検査機器などの開発に対応し、最終製品にロイヤリティフリーで組み込むことも可能です。
【主な特長】
■ 名刺サイズ程度の大きさで、最終製品に組込が容易
■ 18chのアナログ入力(ADC 2コア)とRTC、周波数可変の水晶発振器
■ 名刺大の大きさで、最終製品への組込をロイヤリティフリーで実現できる。
【適用アプリケーション】
■ 各種計測・制御システム
【価格と供給時期について】
製品名:mxcardシステム開発ボード
型番: mxcard/25c8 (10M25DAF256C8G 搭載モデル)
標準的な価格: 69,000円(税別)
製品名:mxcardコネクタ変換ボード (mxcardオプションボード)
型番: Card-UNIV5
標準的な価格: 18,000円(税別)
供給時期: 2016年5月10日
ニュース・リリースのURL
http://www.prime-sys.co.jp/press/contents/pr_mxcard_op2.htm
企業情報
企業名 | 有限会社プライムシステムズ |
---|---|
代表者名 | 内田 正典 |
業種 | その他製造業 |
コラム
有限会社プライムシステムズの
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