業界紙も注目! 「英検」本が異例の売り上げに
昨年版の4倍以上も売れた英検対策本。6月の第1回試験後も売れ続けている理由を独自に検証し、見えてきたものとは?
●業界紙も注目した昨年比4倍の売上げ
累計387万部の「合格!問題集CD付」の人気シリーズ。毎年最新情報を元に内容を見直し、3月に年度版として刊行しています。
今年度は、他社に先がけリニューアル版を出版したところ、昨年に比べ、シリーズ全体で第1回の一次試験前までの売上げが4倍になり、業界紙(新文化通信2016年6月20日)にも記事が掲載されました。
特筆すべきは、第1回の一次試験後も売れ行きが好調なこと。いちばん大きく変わった2級は、昨年と比べて4倍以上も売れているのです。
(データ:紀伊國屋パブラインより)
●合否を分けた? 採点方法の変更
試験後の販売状況から、「英検」改訂の真の狙いが受験者にやっと見えてきたのではないか、と小社編集部では分析しています。英語の「読む・書く・聞く・話す」という4技能(準2級以下は、3技能)を重視した「英検」は、新しい採点方式(CSE2.0)により、各技能をバランスよく得点できなければ合格できない試験へと、大きく転換したと言えます。
昨年度までの「英検」一次試験では、合格に必要な点数の目安は、満点の7割程度(2級以下は6割程度)とされていました。極端な話、リスニングが0点でも、総合点で合格の目安を超えれば、合格できました。しかし、今回の採点方式の変更により、上記の“リスニング0点”では合格できないしくみとなったのです。つまり、第1回の試験後も「英検」書の売上げが落ちないのは、試験に出る4技能をしっかりと勉強し、準備しなければ合格できない、ということが受験者に認識されたのではないかと考えられます。
〔書誌情報〕
『CD付英検合格!問題集』シリーズ(準1級・2級・準2級・3級・4級・5級)
出版社 : 株式会社新星出版社
定価 : 本体1,000円~1,500円+税
版型など : A5判 : 2C :208~296ページ
【株式会社新星出版社について】
本社:〒110-0016東京都台東区台東2-24-10
代表者:代表取締役 富永靖弘
URL:http://www.shin-sei.co.jp/
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企業情報
企業名 | 株式会社新星出版社 |
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代表者名 | 富永 靖弘 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
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