トラベルライティングアワード2016　選出・発表会のお知らせ

＜トラベルライティングアワードについて＞

 

立教大学舛谷研究室では、2006年度にトラベルライティングアワードを創設しました。

この賞は、日本で未だ確立していない「トラベルライティング」という分野について、優れた作品を表彰し、まずは本学部内をはじめとする学生や教員にご紹介することによって、振興したいという趣旨に基づいています。今年で10回目の開催となります。

 

今回は、昨年アワード時に各誌編集部にお送りした「機内誌、車内誌募集のお知らせ」に反応し、お送り頂いた雑誌を中心に選出させていただきました。

現在、私たちは次年度アワード作品選定に向け始動しております。趣旨にご賛同頂き、今後ともご協力賜れれば幸いです。

◆目的

トラベルライティングの振興と奨励

◆対象記事

ご協力頂いた機内誌、車内誌の中から

日本語で書かれた記事であること

署名記事であること

◆選定方法

今回は、昨年度の提供元となってくださった編集部の方々に再びご協力を募り、ご提供頂いた作品を中心としました。本プロジェクトメンバーの学生で候補作を絞った後、ゼミ生全員で投票を行い、受賞作品を選出致しました。その際、学生より投票理由をコメント形式で集めています。

◆選定基準

大学生の視点から

1.純粋に興味を持って読めるもの（テーマが魅力的に設定されているか）

2.新鮮な驚きや発見があるもの

3.その土地に行ってみたいと思うもの

4.写真やレイアウトなどビジュアル面で惹きつけられるか

の４点を重視し、選定しています。

 

＜学生奨励賞について＞

2006年度から始まったトラベルライティングアワードは今年で10回目の節目を迎えました。

そこでトラベルライティングアワードの新たなる試みとして、立教大学観光学部の講義「トラベルライティング」で提出された学生たちの作品を対象とする学生奨励賞を新設致しました。

◆目的

2014年に観光学部で開講された「トラベルライティング」も3年目を迎え、提出されるレポートの中に優れた作品が多く見られたことから、形として残し、多くの方々に改めて作品に触れていただく機会を設けたいとの趣旨で、新たにトラベルライティングアワードに奨励賞を設けることとなりました。

これを機に改めて、旅で得たさまざまな想いを表現できるトラベルライティングが、若者においても定着していくことを願っています。

◆対象

立教大学観光学部の2016年春学期「トラベルライティング」受講者レポートより10作品をエントリー

◆分量

1600字　(40字×40字)

◆選定方法

「トラベルライティング」担当講師である抜井ゆかり氏が一次審査として１５篇に絞った後、

舛谷ゼミのトラベルライティングアワード担当学生の合議により、１０篇に絞った作品がノミネートされ、

奨励賞選考委員会が1編を最優秀作品、2編を優秀作品として選出しました。

◆奨励賞選考委員会　(五十音順・敬称略)

旅の図書館副館長　大隅　一志

立教大学観光学部講師　抜井　ゆかり

立教大学名誉教授　野田　研一

ダイヤモンド・ビッグ社代表取締役　藤岡　比左志

立教大学観光学部教授　舛谷　鋭

株式会社スケープス代表取締役 / 第2回アワード受賞者　山口　あゆみ

◆選定基準

1. 旅の文章として、優れた内容であるか

2.場所・土地の特徴が理解できるか

3.タイトル・リードなどが本文の内容にあっているか

4.筆者ならではのメッセージが伝わってくるか