コロナで外出自粛の中、約3割の女性の肌状態が変化。2,490名にアンケートを実施、肌状態の分かれ目について結果を解析し有意差示す
インターネットでアンケート調査を実施し、集計結果を2020年7月31日までに解析しました。肌状態が変化した女性は、13.1%が「良くなった」、16.2%は「悪くなった」と答えています。肌状態が悪くなったと答えた人にその理由を聞いたところ、「マスク生活で肌の乾燥が気になる」が59.3%、「ストレスが多くなったから」が52.1%でした。一方で肌状態が良くなったと答えた人は、「いつも以上にスキンケアをおこなっているから」「適度な運動、睡眠など、正しい生活習慣になったから」と、自粛生活中のライフスタイルに大きな違いがみられました。
化粧品、医薬部外品、健康食品等の研究、開発、製造および販売を手掛ける株式会社セプテム総研(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:石神政道)は全国の20歳以上の女性2,490名に対し、インターネットでアンケート調査をおこない、2020年7月31日(金)、その解析をおこないました。新型コロナウイルスの影響による自粛が、ライフスタイルや肌状態にもたらした影響を調査するためです。アンケートに答えた女性のうち約3割が、肌状態に変化を感じているという結果が出ました。
▼新型コロナウイルス感染症対策によるライフスタイル・肌状態の変化に関する調査:http://septem-so.com/questionnaire20200803/
■集計だけでは曖昧、統計処理で有意差示す
年明けからの新型コロナウイルスの感染症の拡大により、マスクの着用を余儀なくされ、同時に外出の機会が減り、自宅にいる時間が長くなった方がほとんどです。ライフスタイルの変化による心身への影響は小さくありません。特に女性にとっては健康状態、肌の状態などに何らかの変化が生じることでしょう。
そこでセプテム総研では2020年5月21日から6月19日の約1か月の期間で、2,000名を超える女性にアンケート調査を実施。その結果を解析しました。結果を集計、比較するだけではその数値にどのような意味があるのか明確に分かりませんが、統計処理をおこない有意差を示した上で、結論を出しました。その結果が外出自粛生活により、3割の女性が肌状態に変化を感じ、自粛中の行動が肌状態の良し悪しを左右したという結論に至ったのです。
■アンケートは全6問、緊急事態宣言発令後の状況を問うもの
解析結果によると、「緊急事態宣言発令から生活に変化がありましたか?」という質問に対して、60.3%の人が「変化した」と回答(有効回答2,490)。続いて「外出自粛生活中に、肌状態に変化はありましたか?」という質問に対して、変化した(良くなった)が13.1%、変化した(悪くなった)が16.2%で合計29.3%になるなど、3割近くの女性が肌状態について変化があったと答えました。
続けて「外出自粛生活の中で、肌状態が変化した理由は何ですか?(*複数回答)」という質問を投げかけると(前問で肌状態が変化したと答えた女性のみで集計、有効回答730)、肌状態が良くなった人は、規則正しい生活やケアが出来ていることが分かりますが、肌状態が悪くなったと答えた人の理由として「マスク生活で肌の乾燥が気になる」が59.3%、「ストレスが多くなったから」が52.1%でした。物理的にはマスクの着用が影響していること、精神的にはストレスが肌状態の悪化の原因とした人が多くいたのです。
そこで「外出自粛生活中は、いつもよりスキンケアがしっかりできていますか?」という質問を投げかけたところ(有効回答2,490)、「いつもよりできている」が34.4%、「できていない(いつもと同じ)」や「いつもよりできていない」と答えた人が65.6%となりました。スキンケアが「いつもよりできている」と「いつもよりできていない」の2群で肌状態を比較してみると、スキンケアが「いつもよりできている」人の方が肌状態が良く、「いつもよりできていない」人は肌状態が悪い人が有意に多いことを統計的検証により確認しました。
さらに、「どんなスキンケアをしていますか?(*複数回答)」という質問では、「肌状態が良くなった」と答えた人のみで集計(有効回答327)すると、「いつものスキンケアをしている」の52.3%が最も多く、次いで「マスク・パックなどで、いつも以上に保湿している」が44.0%で、さまざまなスキンケアに取り組んでいました。「肌状態が悪くなった」と答えた人(有効回答403)では、「いつものスキンケアをしている」が79.4%と、いつものお手入れをしながら肌状態が悪くなった人が8割近いという結果になりました。
■ライフスタイルの変化に肌状態を連動させたことに特徴
緊急事態宣言によってライフスタイルがどのように変化したかという調査は多く見かけます。マスメディアでも頻繁に取り上げられていましたが、セプテム総研の調査ではそこに肌状態を連動させ、それぞれの行動が肌状態にどのように変化をもたらしたのか、データをクロス集計(アンケート調査によって収集した回答データを、設問をかけ合せて集計すること)して比較しました。統計処理によって結果が持つ意味を示し、結論を述べたことに大きな意義があります。
セプテム総研では定期的にさまざまなアンケート調査をおこなっています。調査対象はグループ会社の登録会員で平均回答者数は約2000名。化粧品会社のため、うち9割強が女性です。
今回は史上初の緊急事態宣言の発令により、女性のライフスタイルがどのように変化したのかを調査。それに伴い「肌状態にも影響があるのでは?」と考え、実態を把握することで今後の商品開発への参考とするために実施しました。
今後もこのような有意義な調査を行い、知名度向上を狙い調査力をアピールしながら、社会に貢献していきたいと考えています。
<新型コロナウイルス感染症対策によるライフスタイル・肌状態の変化に関する調査>
・調査時期:2020年5月21日〜6月19日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:全国に居住する20歳以上の女性(回答者2,490名)
・URL:http://septem-so.com/questionnaire20200803/
*結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計で100%にならない場合があります。
■調査レポートの二次利用は無料、販促などに活用も可能です。
これまで実施した女性の美と健康に関する調査レポートは、セプテム総研HPにて公開しています。無料で二次利用が可能であり、メディアへの掲載のほか、営業資料やプレゼン資料、リーフレットにも活用ができます。
なお、二次利用に関する条件は以下の通りです。
1.調査レポートを使用する旨のご連絡(メール可)
2.「資料提供:株式会社セプテム総研」など、クレジットの記載
3.調査レポートを使用した制作物をリリース前段階で株式会社セプテム総研に共有
その他、ご利用に関してご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
【株式会社セプテム総研について】
本社:〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島2-4-27 新藤田ビル13F
代表者:代表取締役社長 石神政道
設立:2001年7月
電話番号:06-6347-1010
事業内容:
・化粧品、医薬部外品、ヘアケア、ボディケア商品の研究、開発、製造および販売
・栄養補助食品の研究、製造および販売
・美容機器の研究、企画および販売
・OEM・ODM
【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:株式会社セプテム総研
担当者名:西岡
TEL:06-6347-1010
Email: customer-so@septem-so.com
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企業情報
企業名 | 株式会社セプテム総研 |
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代表者名 | 石神 政道 |
業種 | ファッション・ビューティー |
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