コロナ禍での採用フローオンライン化、許容は「一次面接」まで。オンライン化しない企業は好ましくない、が半数越え。<2022年卒ブンナビ学生調査(2020年12月)
◆採用本選考のスケジュール前倒し、進む◆企業の採用フローでオンライン化を"許容する"部分。「一次面接」半数超え◆企業の採用フローでオンライン化が"望ましい"部分。「説明会」7割超え◆来場型/オンライン型の就活イベントのドタキャンの意識の差
株式会社文化放送キャリアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:平田眞人)は、2022年卒業予定の学生を対象とした「2022年卒ブンナビ学生調査(2020年12月実施)」の調査結果を発表しました。12/1-12/15で、382件の回答を得ました。概要は以下の通りです。
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■採用本選考のスケジュール前倒し、進む
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「すでに本選考に参加したことがあるか」について、「エントリーシートを提出したことがある」38.1%で昨対比+11.7pt・「面接に参加したことがある」27.0%は昨対比+6.2pt となった昨年と比べ、早いスケジュールで採用本選考の始まっている結果に。
▼インターンシップ選考以外で、既に本選考に参加したことはありますか。経験したことがあるもの全てお答えください(複数回答)
【+12.1↑】 38.9% : プレエントリーをしたことがある
【+11.7↑】 38.1% : エントリーシートを提出したことがある
【+6.2↑】 27.0% : 面接に参加したことがある
【+1.5↑】 5.8% : 内定をもらったことがある
【-1.0↓】 0.5% : 内定を辞退したことがある
【-11.6↓】 42.1% : 本選考に参加したことがない
【-0.2↓】 2.1% : その他
※【】内は昨対比
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■企業の採用フローでオンライン化を"許容する"部分。「一次面接」半数超え
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「企業の採用でオンライン化を許容する部分」について、「説明会」82.8%・「一次面接」56.6% となった。特に採用フロー序盤は、比較的オンライン化を許容する結果に。
▼企業の採用でオンライン化を許容する部分を教えてください(複数選択)
82.8% : 説明会
77.5% : インターンシップ選考
70.6% : 座談会・面談(非選考)
58.5% : インターンシップ
56.6% : 一次面接
37.0% : グループワーク・グループディスカッション
32.3% : 二次以降~最終面接前
19.3% : 最終面接
1.9% : あらゆる段階で、オンライン化は許容しない
▼上記の理由を教えてください。
・ 完全オンラインでも特に問題を感じなかったから。
・ 移動が最も面倒であるので、最終面接以外はオンラインだと非常に助かる
・ 選考やインターンで感染が広がってしまうのは企業にとっても学生にとっても被害が大きいから
・ 一次面接まではオンラインでも理解できる部分が多いから。
・ 最終以外はウェブでもなんとかなると思うから。
・ オンラインに慣れており、どちらかというとオンライン希望だから。
・ オンラインでも自分の能力を発揮する自信があるため
・ 交通費や時間の節約となるため。
・ コロナウイルスの感染も考えれば、特に理由がない場合で個人の本人確認が確実に行える場合はオンラインでも構わないものも多いと思うから。
・ インターンシップや一次選考がオンライン開催であれば様々な企業のものに参加出来るとおもうから。
・ 時代に合わせて学生も対応すべきだと考えているため、最後の最後までは許容しています
・ 地方民にとってはオンラインの方が研究と両立しやすいので嬉しい。
・ オンライン越しでも熱量を変えずに伝えられる自信があるため。また、スーツ以外にもアイデンティティを示すことができる要素があるため。
・ 対面で行ってコロナに感染したら就職活動をしばらくとめないとならないから
・ 対面である方がよいが、一方的なものでも行えるものは、オンラインでもいいのではないかと考えるから
・ 1次面接までは差異はオンラインもオフラインもないと感じる。
・ 多少の不便は出てくるかもしれないが会場で新型コロナウイルスに感染してしまったら他の企業やその企業のそこから先の採用に参加できなくなってしまっては元も子もないから
・ 学生側の感覚としては直接会うかどうかは自分のことを知ってもらう上であまり関係しないかなと思っている。
・ オンラインの方が楽、緊張しすぎない。
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■企業の採用フローでオンライン化が"望ましい"部分。「説明会」7割超え
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「企業の採用でオンライン化が望ましい部分」について、「説明会」73.0% が最も多くなった。「一次面接」も36.2%と、3人に1人以上が望ましい という結果に。ただし最終面接は対面望む声も。
また、「採用フローをオンライン化しない企業について」は、「好ましくない」52.9% と過半数を超えた。
▼企業の採用でオンライン化が望ましいと思う部分を教えてください(複数選択)
59.3% : インターンシップ選考
37.0% : インターンシップ
73.0% : 説明会
53.7% : 座談会・面談(非選考)
36.2% : 一次面接
20.6% : グループワーク・グループディスカッション
16.9% : 二次以降~最終面接前
10.3% : 最終面接
8.2% : あらゆる段階で、オンライン化は望ましいとは思わない
▼上記の理由を教えてください。
・ 説明会は興味がまだない企業も聞くため、自宅で気軽に聴きたい
・ 座談会だと人数が限られてくるけど、オンラインだと多くてもできるから。
・ 説明会にわざわざ交通費と時間をかけていくのは大変だし、オンラインの方がたくさんの企業が見られるから。
・ 企業説明会、インターンシップは直接行かなくても企業の雰囲気を知ることができるから
・ 交通費の削減や、連続して別企業の予定を入れられる点です。
・ インターンシップ選考や一次面接の段階ではあまり確実性もないので、落ちるのであればあまり時間を無駄にしたくないため
・ 最終面接だけはきちんと企業に行って最後の確認をしたいから
・ 特に説明会は、いつでも見られるようなオンデマンド式の方がむしろ効率的だと思った。
・ 選考要素の無い説明会に行くためだけにスーツを着て出かけるのは効率が悪いため。
・ 選考があまり進んでいない段階では、対面で無くても影響が出にくいと考えているため。また、インターンはオンラインでの選考だと参加のハードルが下がるため。
・ オンラインは緊張しないが、グループディスカッションなど複数人の会話には不便
・ 企業に出向く費用や時間を、就活準備の本や服、業界・企業研究の時間に少しでも充てたいので、オンラインで事足りる内容はできる限りオンラインにして欲しい。
・ オンラインのものは参加しやすい利点もあるが、ワークや雰囲気を感じれるものは対面の方が本来は好ましいと思うから。
▼企業の採用フローで、一部もしくは全てをオンライン化しない企業について、どう思いますか。(択一)
47.1% : 好ましい
52.9% : 好ましくない
▼上記の設問で「好ましくない」を選んだ方にお聞きします。その理由を教えてください。
・ブラック企業に感じてしまう
・ 時代に取り残されている気がする。 企業に対していい印象を受けない。
・ 積極的にツールを利用していないことが、企業の将来性を疑うにつながる
・ オンライン化できないのはそれだけ時代に合わせる柔軟性がないと思われるから
・ このご時世なのでオンライン化は必須なのではないかと思う。交通費もかかるため、直接会うのは最終面接でいいと思う。
・ 社員に対しても新型コロナウイルスを軽視しているのではないかと思うため
・ オンライン化の流れは促進するべきである。時間効率の向上が図りしれない。そういった流れに乗らない企業には、あまり行きたいとは思わない。
・ 対面で行う方がそれぞれにとって望ましいのは理解できるが、情勢を見て動くことも大切だと考えているから。
・ コロナの状況下で身動きが取りにくいため、オンラインというオプションがなければ アンフェアに感じるため。
・ コロナが流行している中、自分が都市部にいき、感染を広めてしまったらと思うと、怖くて行きにくくなる
・ コロナに対する学生側への配慮が無いと感じるから。
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■来場型/オンライン型の就活イベントのドタキャンの意識の差
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「来場型とオンライン型で、ドタキャン時の意識の差はあるか」について、「来場型には罪悪感あり/オンライン型には罪悪感なし」21.4%と、5人に1人 がオンライン型へのドタキャンに罪悪感を感じていない結果に。
▼来場型のイベントとオンライン型のイベントで、ドタキャンする際の意識に差はありますか。(択一)
73.8% : 来場型/オンライン型、共に罪悪感あり
21.4% : 来場型には罪悪感あり/オンライン型には罪悪感なし
1.1% : 来場型には罪悪感なし/オンライン型には罪悪感あり
3.7% : 来場型/オンライン型、共に罪悪感なし
▼上記の理由を教えてください。
・ 対面ではない分、相手が人であることの意識が低い。
・ オンラインは人数を絞らず出入り自由なものだったから。
・ オンラインだと顔が分からないから誰がきてないとかバレない気がする
・ 大人数のオンラインの場合、自分がいなくても問題がないので、罪悪感はない。ただ、それが就活に影響するのではないのかと不安は残る。
・ 人数制限がないものであれば1人減ってもあまり影響はないと考えたから
・ 来場は人が直接来るためお金がオンラインよりかかるから。
・ 顔を合わせていないので気が緩んでしまう
・ 一方向型であれば大きな影響は出ないから
・ やる気が違うから
・ オンライン型では人数制限があることは少なく、自分のせいでいけなくなった人はいないと考えるから。
・ 来場型だと、会場代などもかかっていると思うので
・ オンラインでは、向こうも分かっていないと思うから。来場型では実際に社員の方とお話しできるのでドタキャンはできない。
・ オンラインならあまり迷惑が掛からないのではないかと思っている
・ 参加したオンライン型のものは1000人ほど参加しているものがあるので、一人いなくても全く変わらないと思う
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・トピックス以外の調査結果をご覧になりたい方は、
弊社ホームページより資料請求ください。
・11月のアンケート結果についてはこちらをご確認ください。
https://www.value-press.com/pressrelease/261073
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■2022年卒ブンナビ学生アンケート調査概要
調査名 :2020年12月アンケート
調査対象 :2022年春就職希望の「ブンナビ」会員大学生・大学院生
調査期間 :開始:2020/12/1 ~ 終了:2020/12/15
調査方法 :Webアンケート
有効回答数:382件
■本件に関するお問い合わせ先
企業名:株式会社文化放送キャリアパートナーズ
担当者:高野
Email:sjk@careerpartners.co.jp
URL:https://www.careerpartners.co.jp/laboratory/
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企業情報
企業名 | 株式会社文化放送キャリアパートナーズ |
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代表者名 | 平田眞人 |
業種 | ビジネス・人事サービス |
コラム
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