GSEを効果的に拡散する MISTECTマイクロスプレッダの新製品・MS-IP01を開発 ――ヒトに安全な植物エッセンスでウイルス対策――

インフォリーフ株式会社（本社・東京都品川区、代表取締役・古瀬幸広）とインターピア株式会社（本社・東京都渋谷区、代表取締役社長・楠岡仁志）は、インフォリーフ社が2020年9月に発売したウイルス対策システム・MISTECT®の新製品として、MISTECTマイクロスプレッダ「MS-IP01」を共同開発しました。本日よりインターピア社が発売いたします。MS-IP01の希望小売価格は296,000円（消費税別）です。

MS-IP01はGSE水溶液をノズルからミクロン単位の超微粒子にして空間放出し、ブラウン運動を利用して室内の露出表面にくまなくGSEをコーティングするマシンです。タイマー内蔵で利用しやすく、コンパクトなボディで、部屋に設置しても違和感のないデザインに仕上げました。

* GSE（Grapefruit Seed Extract）は800種類の菌・カビ・ウイルス・寄生虫を抑制する機能をもつグレープフルーツ種子のエッセンスです。無香性で中性。中身は抗酸化物質で、除菌性・抗菌性をもちながら、ヒトに安全であるという特徴をもっています。

* 「MISTECT」はインフォリーフ株式会社の登録商標です。

* 本リリースはインフォリーフ株式会社・インターピア株式会社の共同リリースです。

MS-IP01の主な特長

・コンパクトサイズ（W300×D200×H260mm）で1分間あたり約8ccを噴霧。

・室内に設置しても雰囲気を壊さないデザインを採用。前後のガードパネルは放熱のための空気の通り道も確保。

・本体内の薬剤タンクは2Lの容量。200㎡の部屋に設置した場合、40日間は薬剤補充なく利用することが可能。

・本体内に3分間‐30分間のタイマーを内蔵。さらに外部タイマー連携モードを備えており、スマートプラグとの組み合わせで、スマートフォンからのきめ細かな制御・プログラム稼働にも対応。

MS-IP01の諸元

外形寸法	W300×D200×H260mm（電源ケーブル除く）
質量	約7kg（本体のみ）
噴霧量	約8cc/1分
電源電圧	単相AC100V（50Hz/60Hz）
消費電力	90W（50/60Hz）
使用温度範囲	10～35℃（推奨）
連続稼働時間	最大30分（推奨）
製造委託先	株式会社日立産機中条エンジニアリング
希望小売価格	296,000円（消費税別）
生産国	日本 Made in Japan

開発の背景：塵埃感染のリスクを下げるMISTECT

インフォリーフ株式会社が2020年9月に発売したMISTECTシステムは、ヒトに安全なGSEを使うこと、面倒な除菌作業を自動化でき、広い床も処理できること、そして除菌効果が持続し、塵埃感染のリスクを下げることが評価され、これまでに病院、保育施設、高齢者施設、音楽教室、音楽ホール、ダンススタジオ、寺院、店舗、オフィス、レンタルオフィス、カフェ、食品工場など全国約80箇所で使われています。

GSE水溶液（MISTECTウォーター）を空間に噴霧するMISTECTマイクロスプレッダの1号機（MS-CV1）は高性能ですが、本体が大きく、稼働音も大きく、室内に常時設置で使うには適したものではありませんでした。

デルタ株のような感染力の強い変異株が猛威をふるういま、室内に据置し、タイマー稼働で手軽に利用できるマイクロスプレッダが必要と判断し、MS-IP01を開発しました。

GSEについて

MISTECTはGSE水溶液を薬剤として使います。GSEは過去30年にわたり、国内外で除菌剤、あるいは食品や化粧品の品質保持剤、サプリメントとして利用されてきた植物エッセンスです。ヒトに安全であること、効果に持続性（抗菌性）があることが主たる特長ですが、加えて2020年11月、アメリカにおいてGSEを含む点鼻薬を新型コロナウイルスの中等症の患者に投与すると、早く治癒したという研究報告が出ており、新型コロナウイルス対策としても注目を集めている物質です（後述）。

MISTECTが採用するGSE「MISTECTウォーター」は、独自技術で添加物を使わずに、GSEを水になじませた「ココチGSE」（ココチプラス株式会社）をもとに、インフォリーフ社とココチプラス社が共同開発したものです。

GSEはヒトに対する安全性が確認されていることが出色です。安全な食品添加物として国も認可している薬剤（既存添加物名簿に搭載）であり、飲食店で使用しても食品衛生法違反には該当しません。ウイルス対策だけでなく、多数の菌・カビも抑制し、室内の消臭も果たします。

GSEが新型コロナウイルス対策で注目される理由

GSEを構成する成分はナリンゲニン／クェルセチン／カエンフェロール／ヘスペリジン／アビゲニンといった脂肪酸フラボノイドです。これらのフラボノイドには、新型コロナウイルスを抑制するだけでなく、ウイルスがヒト細胞にとりつき、増殖するのを阻害する機能や、重症化の要因となるサイトカインストームを予防する機能をもつことが、世界の研究で続々と判明しています。

詳しくはこちらのリリースをご覧ください。

「GSEとMISTECTが新型コロナウイルスに効果」（2021年8月17日）

https://mistect.jp/2021/newsrelease20210817/