9/4 オンライン開催 医療の「翻訳家」 市川 衛氏登壇 立場の異なる人たちが互いを知ることの大切さを学ぶイベント みんつくゼミナール2022第2回開催
【2022年9月4日(日) 13時 オンライン配信】 病気をもつ人、ライフサイエンス企業、医療者、研究者といった様々な立場の方と共に、これからの医療をよくするために必要なことを考えます。 一般社団法人ピーペック(東京都世田谷区・代表理事 宿野部武志)は、2022年9月4日(日)にオンラインにて、病気をもつ人、ライフサイエンス企業、医療者、研究者といった立場の異なる人たちが互いを知ることの大切さを学ぶイベント「みんつくゼミナール2022第2回 PPI(患者市民参画)っていう前に~コミュニケーションのズレをどうするか~」を開催します。
NHK退職後、団体支援や教育活動を行い、医療ジャーナリストとしても活躍する市川 衛氏を講師に迎え、立場の異なる人たちのコミュニケーションのズレをどうするか、PPI(患者市民参画)がよりよい協働となるために必要なことについてお話いただきます。Zoomウェビナーでのオンライン開催で参加費無料です。
みんなでつくろう、これからの医療プロジェクトでは、「みんつくゼミナール2022」と題して、立場の異なる人たちが互いを知ることの大切さを学ぶ全5回のセミナーを開催しています。6月4日(日)開催の第1回は、講師に公益財団法人がん研有明病院 腫瘍精神科部長 清水 研氏を迎え、「思い込み」と「すれ違い」をテーマに、医療を取り巻くあるある事例を紹介し、立場の異なる人たちが互いを知るとはどういうことなのかを検討しました。
みんなでつくろう、これからの医療プロジェクトでは、「みんつくゼミナール2022」と題して、立場の異なる人たちが互いを知ることの大切さを学ぶ全5回のセミナーを開催しています。6月4日(日)開催の第1回は、講師に公益財団法人がん研有明病院 腫瘍精神科部長 清水 研氏を迎え、「思い込み」と「すれ違い」をテーマに、医療を取り巻くあるある事例を紹介し、立場の異なる人たちが互いを知るとはどういうことなのかを検討しました。
【イベント申込ページ】
PPI(患者市民参画)がよりよい協働となるために…
これまで病気をもつ人は「医療を受ける人」や「支援が必要な存在」と見られがちでした。そして、病気をもつ人が持つ価値は、当事者も他のステークホルダーも自覚や認識をしていませんでした。しかし今や病気をもつ人は医療チームの重要な一員として共に医療を創る担い手であり、医療のさまざまなプロセスに病気をもつ人・家族を巻き込むことが21世紀の医療には欠かせない、という考え方に発展してきました。このような潮流は、「患者協働」「患者参加型の医療」「PPI;Patient and Public Involvement 臨床治験への患者・市民参画」、「Patient Engagement 患者関与」などさまざまな動きとなって現れています。
本プロジェクトで得られる成果物は、病気をもつ人の価値を活かした「病気をもつ人や市民視点の治療、薬、新しいサービス」です。これは、障害者権利条約策定の際に障害者の思いを代弁するスローガン「Nothing about us without us(私たちのことを私たち抜きに決めないで)」や「患者市民参画」「よりよいPPIの実現」に通ずるものだと考えています。しかし現状のライフサイエンス業界においてPPI(患者市民参画)は、業界の成長に必要なキーワードとしてその重要性は広く知られていますが、本当の意味を理解し、実践することは難しい状況にあります。
そこでまず病気をもつ人、ライフサイエンス企業、医療者、研究者といった、立場の異なる人たちの「すれ違い」や「思い込み」をなくし、互いを知るとはどういうことなのかという、これまでになかったアプローチでの学びを実施します。これはどの立場の方にとってもPPI(患者市民参画)の本質を知る機会になるでしょう。
PPI(患者市民参画)がよりよい協働となった時、「病気をもつ人や市民視点の治療、薬、新しいサービス」があたりまえに存在する世の中になると考えます。
「PPI(患者市民参画)っていう前に~コミュニケーションのズレをどうするか~」について
【開催概要】
イベント名: みんつくゼミナール2022 第2回
「PPI(患者市民参画)っていう前に~コミュニケーションのズレをどうするか~」
開催日時: 2022年9月4日(日)13:00~15:00
開催形式: オンライン(Zoomウェビナー)
対象: 病気をおもちの方、ご家族、患者会(患者支援団体)の方、ライフサイエンス企業の方、医療者、研究者、興味のある市民
参加費: 無料
主催: 一般社団法人ピーペック みんなでつくろう、これからの医療プロジェクト
共催: グリーンルーペ、認定NPO法人希望の会、NPO法人患者中心の医療を共に考え共に実践する協議会(JPPaC)
協賛: アステラス製薬株式会社、第一三共株式会社、武田薬品工業株式会社、
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
詳細・申込: https://ppecc.jp/news/post/000229/
【プログラム】
講演:市川 衛氏
ディスカッション:市川氏の進行により参加者の意見も積極的に取り上げながら、プロジェクトメンバーが、それぞれの立場から「こんな時どうする?」について意見を交わします。
講師
市川 衛 Mamoru Ichikawa
READYFOR(株)基金開発・公共政策責任者、広島大学医学部客員准教授(公衆衛生)
一般社団法人 メディカルジャーナリズム勉強会代表
医療の「翻訳家」。00年東京大学医学部卒業後にNHK入局。医療・健康分野をメインに世界各地で取材を行う。16年スタンフォード大学客員研究員を期に(一社)メディカルジャーナリズム勉強会を立ち上げ代表に就任。20年広島大学医学部客員准教授。21年よりREADYFOR(株)基金開発・公共政策責任者。主な作品にNHKスペシャル「睡眠負債が危ない」など。19年Yahoo!ニュース個人オーサーアワード特別賞。
みんなでつくろう、これからの医療プロジェクトについて
ピーペックが主宰するみんなでつくろう、これからの医療プロジェクト<People’s Power flow into Healthcare : PPH>は、病気をもつ人、ライフサイエンス企業、医療者、研究者といった立場の異なる人たちが協働し、これからの医療を一緒に考え、創っていくプロジェクトです。
病気をもつ人が治療のために生活を諦めるのではなく、自分らしい生活のための治療ができるように。医療に関わるすべての人たちが語り合い、病気をもつ人視点の治療・薬・サービスを「あたりまえ」にすることを目指し、2019年から活動をしています。
活動の詳細⇒https://ppecc.jp/activity/project/detail/pph/
一般社団法人ピーペックについて
一般社団法人ピーペックは、難病(希少・難治性疾患)や、がん、精神疾患、生活習慣病などの慢性疾患領域で生活・就労支援・エンパワメント支援を行ってきたメンバーが2019年に設立した、疾患横断型の当事者・当事者団体支援組織です。病気をもつ人の“こえ”には、世の中に新しい価値をもたらす力があります。ピーペックはその“こえ”を病気をもつ人や家族、患者会、様々な企業、地域社会とつながりながら、あらゆる方法で集積・発信することで新しい価値に変換し、何かしら解決策がある「どうにかしようがある」状態「どうしようもある世の中」を叶えていきます。
【法人概要】
法人名: 一般社団法人ピーペック
所在地: 〒157-0062 東京都世田谷区南烏山6-33-1 サンライズプラザ501
代表理事: 宿野部武志
設立: 2019年1月
事業内容: メディア運営事業、イベント企画運営事業、団体運営支援事業、当事者のこえ活用事業、就労支援/継続支援事業、政策提言/調査研究事業など
ホームページ: https://ppecc.jp/company/
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企業情報
企業名 | 一般社団法人ピーペック |
---|---|
代表者名 | 宿野部武志 |
業種 | 医療・健康 |
コラム
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