omusubi不動産、「みんな電力」を通じて事業所および管理運営物件の電力を100%再生可能エネルギーに切り替え
DIY賃貸管理戸数日本一(*1)のおこめをつくる不動産屋『omusubi不動産』を運営する、有限会社トノコーポレーション(本社:千葉県松戸市、取締役:殿塚 建吾)は、顔が見える人たちと暮らしをつくる<自給自足できるまちづくり>を実現するため、自社事業所および運営管理物件の電力を再生可能エネルギー100%電力へ全面切り替えいたします。使用する再生可能エネルギー100%の電力は、株式会社UPDATER(本社:東京都世田谷区、代表取締役:大石 英司、以下:UPDATER)が提供する再生可能エネルギー事業『みんな電力』を通じて、自社事業所を置く千葉県松戸市の「松戸市民発電所」より購入(*4)いたします。
エネルギー自給率の低い日本の未来を変えていく選択を
2019年度時点で、日本のエネルギー自給率は12.1%と他のOECD(*2)諸国と比べて低い水準です。これは、海外から輸入される石油・石炭・天然ガス(LNG)など化石燃料に依存していることが大きな要因のひとつであり、東日本大震災以降、化石燃料への依存度は年々高まり、2019年度には84.8%となりました。また、電源構成の多くも化石燃料が占めており、そのほとんどを海外からの輸入に頼っているために電源での海外依存度も88%に達しているという現状があります。(*3) 再生可能エネルギーを含めた国産エネルギーの活用を進め、自給率を高めることを国としても目指しています。また、エネルギー問題は環境問題にも密接に関連しています。今後は、経済的な問題だけでなく環境問題も考えた上でエネルギーを選び取っていく必要があり、さらには自ら必要なエネルギーを生み出し、大切に使っていくことも日本の未来にとって重要なアクションであると考えています。
“自給自足”できるまちのためにomusubi不動産ができること
omusubi不動産は、家を紹介して引き渡すという役割に留まらず、そのまちに暮らす人たちの暮らしをより豊かなものにしていきたいと考え、2014年から千葉県松戸市を中心に空き家を活用したまちづくりに取り組んできました。空き家の再生だけではなく、DIY賃貸の促進に注力しながら、入居者やまちの方々とともにDIYの取り組みや共同イベントの開催、国内外のアーティストが参加する芸術祭などを通して、千葉県松戸市を中心にまちの暮らしをたくさんの人々と共につくってきました。
今回の取り組みは、顔が見える人たちと暮らしをつくる<自給自足できるまちづくり>を目指すomusubi不動産と、電力の生産者が分かり、そのストーリーを感じることができる<顔の見える電力>を掲げた『みんな電力』が、お互いの理念に共感し合ったたことでスタートし、omusubi不動産の自社事業所および運営管理物件を『みんな電力』を通じ、再生可能エネルギー100%電力へ切り替えを実施いたしました。更に今後はomusubi不動産の顧客へ向け、再生エネルギーへの切り替えを促進していくことで、顔の見える自給自足のまちづくりの実現を目指します。また、SDGsという文脈でもこの取り組みを推進し、地域と共存する持続可能な経営を目指して参ります。
取組内容
1)自社および運営管理物件の再生可能エネルギー100%への切り替え
2022年内に自社および運営管理物件で使用する電力を、再生可能エネルギー100%電力へ全面切り替えを実施してまいります。再生可能エネルギー100%の電力は、再生可能エネルギー事業『みんな電力』を通じて、自社事業所を置く千葉県松戸市の「松戸市民発電所」から購入(*4)します。すでに千葉、下北沢の自社事業所への導入を2022年3月に完了しており、各所運営管理物件への導入も8月末に完了。今後も導入推進を進めて参ります。
導入場所
・omusubi不動産 松戸本店
・omusubi不動産 下北沢 BONUS TRACK店
・BONUS TRACK LOUNGE
・BONUS TRACK HOUSE
・せんぱく工舎(松戸市) *共用部のみ
・カドチ(松戸市) *共用部のみ
・好月(松戸市) *共用部のみ
・One Table(松戸市)
・ナワシロスタンド(世田谷区)
・KAMINARI(台東区) *共用部のみ
・砂町ボックス(江東区) *共用部のみ、今後導入予定
・カミヤミスジクラマエ(台東区) *共用部のみ、今後導入予定
2)自社顧客へ向けた再生エネルギー導入サポート
不動産の契約をするタイミングは、新しい電気を契約するタイミングでもあります。小さな一歩ではありますが、ご契約時に「サステナブルな電気」について一言添えさせて頂き、興味をお持ちのお客様への導入サポートをしています。
画像:omusubi不動産 下北沢 BONUS TRACK店(左)、ナワシロスタンド(中)、One Table(右)
株式会社UPDATER 事業本部 副本部長 真野氏 コメント
この度、顔が見える人たちと暮らしをつくる<自給自足できるまちづくり>を目指されているomusubi不動産様の事業所に、弊社の「顔の見える電力」を導入いただき大変うれしく思っております。これからもomusubi不動産様の進める、地域にも地球にも優しい事業をご支援できればと思っています。
有限会社トノコーポレーション 取締役 殿塚 コメント
開業当初より、エネルギーの自給も目指していましたが、今回みんな電力さんの取り組みを通じ、遅まきながら一歩を踏み出せてとてもうれしく思っています。エネルギーの取り組みとしては、あくまで第一歩なので、これからも推進していきます。
株式会社UPDATERについて
2021年10月1日にみんな電力株式会社より社名変更。2011年、大手印刷会社で新規事業を担当していた大石英司が、再生可能エネルギー事業会社としてみんな電力株式会社を設立。2016 年に発電者と生活者をつなぐ電力小売りサービス「顔の見える電力」を始め、2020年以降にはエアテック事業「みんなエアー」やオウンドメディア「TADORi」などを開始。ソーシャル・アップデート・カンパニーとして、独自のブロックチェーン技術を基盤とした「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指す。2020年、第4回ジャパンSDGsアワード SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞を受賞。
omusubi不動産について
DIY賃貸管理戸数日本一(*1)のおこめをつくる不動産屋。2014年より、”顔が見える人と暮らし” を築きたいと、「自給自足できる街をつくろう」をコンセプトに、入居者や街の方々と一緒に田んぼや稲刈りをしながら不動産業を行っています。築60年の社宅をリノベーションした「せんぱく工舎」をはじめとしたシェアアトリエや、松戸市主催の国際フェスティバル「科学と芸術の丘」の運営にも携わっています。2020年4月には、下北沢のBONUS TRACKに2号店を構え、施設全体の管理とコワーキングスペースの運営も行っています。わたしたちは、空き家をつかったまちづくりと田んぼをきっかけにした入居者との暮らしづくりに取り組むことで、自然と一緒に暮らし続けられる未来づくりを目指しています。
http://www.omusubi-estate.com/
*1 全宅連不動産総研研究員談
*2 先進国間の自由な意見交換・情報交換を通じて、1)経済成長、2)貿易自由化、3)途上国支援に貢献することを目的に設立された「Organisation for Economic Co-operation and Development:経済協力開発機構」の略。現在38か国が加盟。
*3 出典:経済産業省 資源エネルギー庁 日本のエネルギー 2021年度版 「エネルギーの今を知る10の質問」
*4 不足電力分は、みんな電力が契約している再生可能エネルギー発電所から供給されます
会社概要
omusubi不動産(有限会社トノコーポレーション)
所在地:
・松戸本店 / 千葉県松戸市稔台1丁目21-1 あかぎハイツ 112
・下北沢 BONUS TRUCK店 / 東京都世田谷区代田二丁目36-12
設立:2014年
代表:取締役 殿塚 建吾
資本金:500万円
社員数:18名
事業内容:不動産の賃貸・管理・売買、DIY可能賃貸、シェアアトリエ・シェアスペース運営、DIYワークショップ等イベント開催、中古物件リノベーション再販事業、エリアリノベーション事業
ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | omusubi不動産 |
---|---|
代表者名 | 殿塚建吾 |
業種 | 不動産 |
コラム
omusubi不動産の
関連プレスリリース
-
世田谷代田に店舗・住居・事務所・SOHOを備えた、まちとつながるコンパクト複合施設「nakahara-sou」がグランドオープン
2023年1月13日 17時
-
東京・蔵前に元倉庫を再活用した新たなまちの拠点が誕生。 omusubi不動産による、まちと人との広がりをつくるビル 「カミヤミスジクラマエ」全店舗がオープン
2022年12月9日 10時
-
“まちづくり”の実践者たち約40組によるローカルマーケット&トークイベント「NO BIG DEAL!vol.2 ローカルエディターとして生きる 編」開催
2022年5月26日 15時
-
世田谷区代田の築46年の空き家を曜日がわりのシェアカフェに再生!「ナワシロスタンド」 8月1日(日)にオープン。
2021年7月29日 13時
omusubi不動産の
関連プレスリリースをもっと見る