チェコから3組のバンドが来日!横浜ジャズプロムナードで最新ヨーロピアンJAZZ披露
横浜市で開催のジャズの祭典「横濱ジャズプロムナード」にて、「チェコ特集ステージ」として現代の音楽シーンを彩る3組のジャズアーティストが演奏を行う予定です。今年2024年は、「チェコ音楽年」と制定されており、チェコセンターでは、クラシックだけではなく様々なジャンルのチェコ音楽の魅力をご紹介しています。豊かな音楽文化を誇る中欧の国チェコのジャズをぜひ会場でお楽しみください。
<チェコ・スペシャルステージ ~最新のヨーロピアンJAZZをチェコから~>
・開催日:2024年10月13日(日)15:00~18:00
15:00-15:50 ニコル・ボーコヴァー・カルテット
16:05-16:55 ベルト・アンド・フレンズ
17:10-18:00 リボル・シュモルダス オルガントリオ
・会場:関内ホール・大ホール 〒231-8455 神奈川県横浜市中区住吉町4-42-1
・出演:ニコル・ボーコヴァー・カルテット(Nikol Bóková Quartet)、リボル・シュモルダス・オルガン・トリオ(Libor Šmoldas Organ Trio)、ベルト&フレンズ(Bert & Friends)
・チケット料金:各ステージ個別チケット 4,000 円(税込み)
・主催:横濱 JAZZ PROMENADE 実行委員会
・共催:横浜市にぎわいスポーツ文化局
・協力:チェコセンター東京
・チェコ特集ステージイベントページ:https://jazzpro.jp/artists/20139
チェコのジャズシーン
(吉本秀純、Music journalist)
1960年代にはミロスラフ・ヴィトウスやヤン・ハマーといった世界的に著名な大物たちを輩出し、その後もイジー・スチヴィーンやエミール・ヴィクリツキーらの才人を時代ごとに育んできたチェコのジャズ・シーン。クラシック音楽にも精通した高い演奏力、端正ながらも中欧らしい叙情性と一筋縄ではいかない独創性を忍ばせたフレージングの巧さ、ロックなどの異ジャンルとのコラボにも寛容な柔軟性、といったあたりがチェコ・ジャズの主な特徴として挙げられるが、今回はそんな流れの先端に位置する3組が貴重な初来日公演を実現させることになった。
2019年に発表したデビュー作でチェコ最高の音楽賞=アンジェル賞のジャズ部門を制し、一躍トップ・ピアニストの座へと登り詰めたニコル・ボーコヴァーは、クラシック~ミニマル音楽からの影響が強いサウンドと現代的なグルーヴ感覚を併せ持った逸材。今回は、直近の彼女の作品において変幻自在かつトリッキーな演奏で好サポートをみせてきた天才ギタリストのダヴィド・ドルージュカがカルテットの一員として初来日を果たすことが決定しており、そちらも大きな見どころだろう。
2050年からタイム・スリップしてきたという設定で、クラシックやジャズも取り入れたドリーミーなシンセ・ポップを奏でる ベルト・アンド・フレンズは、近年のチェコで人気を高める4人組バンド。ギタリストのリボル・シュモルダスも現代性と温故知新なノリを兼ね備えた実力派だ。
出演者プロフィール
Nikol Bóková Quartet(ニコル・ボーコヴァー・カルテット)
メンバー:
Nikol Bóková ニコル・ボーコヴァー(ピアノ)
David Dorůžka ダヴィッド・ドルーシュカ(エレキギター)
Martin Kocián マルチン・コツィアーン(コントラバス)
Michał Wierzgoń ミハウ・ヴィエルジョン(ドラム)
プロフィール:
チェコの音楽シーンで今大きな注目を浴びているピアニストで作曲家のニコル・ボーコヴァー率いるカルテット。メンバーのダヴィッド・ドルーシュカ(エレキギター)、マルチン・コツィアーン(コントラバス)、ミハウ・ヴィエルジョン(ドラム)と共に、これまでに数枚のアルバムをリリースし成功を収めている。ユニットの存在を際立たせているのはオリジナルの楽曲と、レベルの高い演奏技術、そしてメンバーたちの音楽的シナジーである。ジャンルを超えて専門家にも一般のリスナーにも注目されている。https://www.nikolbokova.com/
Libor Šmoldas (リボル・シュモルダス)
プロフィール:
プラハ出身。ヨーロッパを代表するジャズギタリストの1人と称される。ジェイムス・モリソン 、ボビー・ワトソン、ジョージ・ムラーツなど、国際的に活躍するアーティストと共演し、世界中の著名なジャズホールで演奏している。メイン奏者として11枚のアルバムをリリースしたほか、サポートでも数多くの作品に参加。ソロからビッグバンドまで多岐にわたるジャズジャンルを網羅している。今回はLibor Šmoldas Organ Trioとして、土田晴信(オルガン)、中村誠(ドラム)とともに出演する。トリオ演奏では、1960年代のオルガン・ジャズの伝統を引き継ぎながらも現代の要素を取り入れたシュモルダスのオリジナル曲を中心に演奏する。https://www.liborsmoldas.cz/en/
Bert & Friends (ベルト・アンド・フレンズ)
メンバー:
Albert Romanutti アルベルト・ロマヌッティ(キーボード、ボーカル)
David Herzig ダヴィッド・ヘルツィグ(ベース)
Vladimír Mikláš ヴラジミール・ミクラーシュ(ギター)
Jakub Šindler ヤクブ・シンドレル(ドラム)
プロフィール:
チェコの音楽シーンを席巻している、ほかに類を見ないバンド。チェコのグラミー賞とも言われる「アンジェル賞」を含む多くの音楽賞を受賞。ファンのみならず、アート界からも注目を集めている。コンサートチケットは完売、リリース作品はカルト的な人気を誇り、カラフルなミュージックビデオも話題を呼んでいる。さらに、チェコ国立劇場やサーカス団「ツィルク・ラ・プティカ」の公演でも演奏。フロントマンのアルベルト・ロマヌッティは映像制作や作曲も担当している。ピアノをメインにしたアルバム「KLASIRDO」は、チェコのクラシック曲の要素を多分に含んでおり、多くのリスナーを魅了した。オルタナティブとポップの境界を超えるチェコ音楽界の期待の星として注目されている。http://www.bertandfriends.com/
<チェコ音楽年>
「チェコ音楽年」は、1924年にベドジフ・スメタナの生誕100周年を記念してチェコで始まりました。以降、ほぼ10年ごとに開催され、アントニーン・ドヴォジャーク、ヨゼフ・スク、レオシュ・ナヤーチェク、ボフスラフ・マルティヌーなど、ほかのチェコ音楽の偉人たちの記念プログラムを取り入れられるようになりました。
チェコセンターは、このプロジェクトに今回で三度目となる参加をし、音楽年を祝うために世界各地で音楽プログラムをさらに発展させて参ります。チェコセンター東京では、チェコ音楽年を記念し、クラシックだけに関わらずジャズのコンサート、展覧会、ポッドキャストの配信など、多岐にわたる文化イベントを東京やその他の地方都市で開催します。
https://tokyo.czechcentres.cz/ja/projects/rch-2024
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企業情報
企業名 | チェコセンター東京 |
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代表者名 | 高嶺エヴァ |
業種 | 国・自治体・公共機関 |
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