オリジナルアニメーション制作支援事業「動画革命東京」が第1次支援候補作を発表。高レベルな応募企画から4作品を選定。
株式会社シンクの子会社アニメイノベーション東京は、個人や中小アニメーション制作会社のクリエイターのオリジナル企画を対象としたアニメーション制作支援事業「動画革命東京」の第1次支援候補作を発表いたします。6月30日に第1次募集を締切り、選考の結果4作品を支援候補作として決定いたしました
報道関係者各位 2006年7月28日
プレスリリース 有限会社アニメイノベーション東京
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「動画革命東京」第1次支援候補作決定
オリジナルアニメーション制作支援事業「動画革命東京」がいよいよ本格始動
高レベルな応募企画から4作品を選定
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株式会社シンクの100%子会社アニメイノベーション東京(東京都港区、代表取締役:森 祐治)は、個人や中小アニメーション制作会社のクリエイターのオリジナル企画を対象としたアニメーション制作支援事業「動画革命東京」(詳細は別紙参照)の第1次支援候補作を発表いたします。2006年3月からスタートいたしました本事業は、6月30日に第1次募集を締切り、選考の結果4作品を支援候補作として決定いたしました。(作品については別紙参照)
【応募状況について】
本年3月に開催されました第5回東京国際アニメフェアでの企画募集開始以来、応募に際して多くの提出書類を求めるなど応募者に対して高いハードルを課しているにも関わらず多数の応募を頂きました。すぐにでも製作に入ることができる高レベルの企画だけでも数十件の企画が集まりました。このことは、国内の個人や中小アニメーション制作会社のクリエイターの層の厚さを表しており、日本のアニメーション産業の極めて高い潜在力を改めて示すものです。
【支援候補作について】
支援候補作につきましては、作品ごとに共同事業体を組成後に制作に入ります。完成した作品は国内のみならず海外マーケットを視野に入れた積極的な事業展開を図ってまいります。
作品の完成は、2007年春ごろからを目指しております。
【その他】
企画募集に関しましては継続的に行い、次の締切り(第2次募集)は2006年9月30日となっております。また、企画募集と並行して、製作に関するお手伝いをしてくださるプロデューサーインターンも募集しております。
作品や事業に関する詳細は「動画革命東京」WEBサイト:http://www.anime-innovation.jp/ をご参照ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
「動画革命東京」に関するお問い合わせ:(有)アニメイノベーション東京 高橋(尚)
支援作品に関するお問い合わせ :(株)シンク コンテンツ&プロデュース部門 海瀬
TEL :03-5405-3774 e-mail:press@anime-innovation.jp
「動画革命東京」WEBサイト:http://www.anime-innovation.jp/
【第1次支援候補作の紹介】
1.『コルボッコロ』 企画者:糸曽 賢志 (いとそ けんじ)
世の中で、ただひとり眠りによって夢と現実の行き来が出来る14歳の主人公「鈴」が、自然の精霊「コルボッコロ」と共に、荒廃した街の平和と自然を取り戻そうとするSFエコファンタジー作品。
弱冠27歳ながら宮崎駿に師事した経歴を持つ糸曽賢志が、様々なアニメーション手法を駆使し、“映像のおもちゃ箱”というべき新しいエンタテインメント表現に挑戦する。
2.『Spooky』 企画者:Spooky graphic (スプーキー グラフィック)
カワイイけど、シュール。こわいけど、カワイイ。個性的なキャラクターが登場する新感覚アニメーション。オバケの世界で繰り広げられる、笑いと感動ありのちょっとシュールな物語。
すでにプロとして活躍している、異なるスキルを持つ4人のクリエイターが結成したデザインチーム“Spooky graphic”が世界中のキッズに向けて贈る3Dコンピューターグラフィクス(CG)アニメ。
3.『Untitle』(仮) 企画者:宇木 敦哉 (うき あつや)
平凡な日常に突如現れた得体の知れぬ怪物と、それを取り巻く少年達が繰り広げる非日常な世界。女子高生ユキを巻き込んで展開されるハイクオリティ・セル・アニメ作品。
講談社アフタヌーン四季賞にて四季大賞を受賞した天才漫画家・宇木敦哉が、持ち前のデザイン力や色彩感覚をより活かすことができるアニメーションにそのフィールドを移し、才能を存分に発揮する。
4.『Love Rollercoaster』 企画者:堀江 弘昌 (ほりえ ひろまさ)
こぐまのジョンが亡き母からのプレゼントを、マルボロ村に住む仲間たちと一緒に探し出す。アニマルキャラクター満載のドタバタ冒険劇。
世界最大かつ最高峰のCG映像の祭典SIGGRAPH(シーグラフ)で、2度の受賞歴を誇る俊英・堀江弘昌が作り出す圧倒的なクオリティのフル3DCGアニメーション作品。
【「動画革命東京」事業の内容】
東京都のアニメ産業振興策の一環として、東京都の支援をうけて?シンクが「動画革命東京」プロジェクトを企画いたしました。
(1)アニメ作品企画の募集・作品制作について
オリジナルアニメーション作品企画を、東京国際アニメフェアやウェブによるエントリーなどを通じて広く募集していきます。 採用企画に対して、アニメイノベーション東京が制作資金の提供や作品のプロデュースを行います。尚、作品制作にあたって、作品毎にアニメイノベーション東京と企画者が参加する共同事業体を設立し、作品制作・販売活動の母体とします。その事業体の器として昨年8月に制度がスタートしたLLP(有限責任事業組合)などの組合制度を活用していきます。事業期間4年間で15作品程度の支援を予定しています。
(2)作品の販売について
本事業では、アニメーション映画やテレビシリーズなどパイロット版映像を基とした大規模作品の作品化権の売却と、パイロット版映像自体のTVやブロードバンドでの放映、パッケージ販売などにより収益を獲得していきます。 作品の販売に当たって、これまで株式会社シンクが培ってきたネットワークをフル活用し、国内マーケットだけではなくより規模の大きな海外マーケットでの展開も行っていきます。
【事業の特色】
本事業では、作品企画に対して制作資金を提供するだけでなく、株式会社シンク創業者でコンテンツ&プロデュース部門の責任者である竹内宏彰を中心とした国内外の強力なプロデューサー陣により作品企画・制作に関するハンズオン・プロデュースを行うことで、より確度の高い事業化を行っていきます。また、アニメイノベーション東京と企画者・制作者との共同事業という形態を取り、共同事業体が作品の知的財産権を保有することで、通常アニメーション制作受託に対する 報酬のみとなることが多い企画者・制作者にとって、事業成功時には制作受託報酬だけでなく貢献度に応じて事業利益の分配を受けられ、単なる制作受託よりも 多くの利益を享受できるというメリットがあります。 さらに、複数作品に資金支援を行うポートフォリオ型の運用を行うことで作品単位では大きくなりがちな収益の振れ幅を相殺し、事業全体のリスク抑制を図ります。
【株式会社シンク 会社概要】 http://www.think.ne.jp
昨年より、日米のMicrosoftや大手戦略コンサルティング会社McKinsey & Companyなど、グローバル・リーディング・カンパニーで事業開発において豊かな経験を持つ森祐治が代表取締役社長に就任。これまでのウェブ・ソリューション 事業領域に加えて、アニメーションやCGなど映像コンテンツ領域へのビジネス開発・投資・プロデュースの事業を開始。 エグゼクティブ・プロデューサーには、ハリウッド人気SF映画「The Matrix」シリーズのアニメーション・アンソロジー「Animatrix」(ワーナーホームビデオ)を手がけ、一方では「ほしのこえ」(CW フィルム)の新海誠監督など新人発掘・育成に実績のある竹内宏彰を擁し、映像コンテンツ領域で積極果敢な試みを展開している。
《関連URL》
プレスリリース 有限会社アニメイノベーション東京
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「動画革命東京」第1次支援候補作決定
オリジナルアニメーション制作支援事業「動画革命東京」がいよいよ本格始動
高レベルな応募企画から4作品を選定
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株式会社シンクの100%子会社アニメイノベーション東京(東京都港区、代表取締役:森 祐治)は、個人や中小アニメーション制作会社のクリエイターのオリジナル企画を対象としたアニメーション制作支援事業「動画革命東京」(詳細は別紙参照)の第1次支援候補作を発表いたします。2006年3月からスタートいたしました本事業は、6月30日に第1次募集を締切り、選考の結果4作品を支援候補作として決定いたしました。(作品については別紙参照)
【応募状況について】
本年3月に開催されました第5回東京国際アニメフェアでの企画募集開始以来、応募に際して多くの提出書類を求めるなど応募者に対して高いハードルを課しているにも関わらず多数の応募を頂きました。すぐにでも製作に入ることができる高レベルの企画だけでも数十件の企画が集まりました。このことは、国内の個人や中小アニメーション制作会社のクリエイターの層の厚さを表しており、日本のアニメーション産業の極めて高い潜在力を改めて示すものです。
【支援候補作について】
支援候補作につきましては、作品ごとに共同事業体を組成後に制作に入ります。完成した作品は国内のみならず海外マーケットを視野に入れた積極的な事業展開を図ってまいります。
作品の完成は、2007年春ごろからを目指しております。
【その他】
企画募集に関しましては継続的に行い、次の締切り(第2次募集)は2006年9月30日となっております。また、企画募集と並行して、製作に関するお手伝いをしてくださるプロデューサーインターンも募集しております。
作品や事業に関する詳細は「動画革命東京」WEBサイト:http://www.anime-innovation.jp/ をご参照ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
「動画革命東京」に関するお問い合わせ:(有)アニメイノベーション東京 高橋(尚)
支援作品に関するお問い合わせ :(株)シンク コンテンツ&プロデュース部門 海瀬
TEL :03-5405-3774 e-mail:press@anime-innovation.jp
「動画革命東京」WEBサイト:http://www.anime-innovation.jp/
【第1次支援候補作の紹介】
1.『コルボッコロ』 企画者:糸曽 賢志 (いとそ けんじ)
世の中で、ただひとり眠りによって夢と現実の行き来が出来る14歳の主人公「鈴」が、自然の精霊「コルボッコロ」と共に、荒廃した街の平和と自然を取り戻そうとするSFエコファンタジー作品。
弱冠27歳ながら宮崎駿に師事した経歴を持つ糸曽賢志が、様々なアニメーション手法を駆使し、“映像のおもちゃ箱”というべき新しいエンタテインメント表現に挑戦する。
2.『Spooky』 企画者:Spooky graphic (スプーキー グラフィック)
カワイイけど、シュール。こわいけど、カワイイ。個性的なキャラクターが登場する新感覚アニメーション。オバケの世界で繰り広げられる、笑いと感動ありのちょっとシュールな物語。
すでにプロとして活躍している、異なるスキルを持つ4人のクリエイターが結成したデザインチーム“Spooky graphic”が世界中のキッズに向けて贈る3Dコンピューターグラフィクス(CG)アニメ。
3.『Untitle』(仮) 企画者:宇木 敦哉 (うき あつや)
平凡な日常に突如現れた得体の知れぬ怪物と、それを取り巻く少年達が繰り広げる非日常な世界。女子高生ユキを巻き込んで展開されるハイクオリティ・セル・アニメ作品。
講談社アフタヌーン四季賞にて四季大賞を受賞した天才漫画家・宇木敦哉が、持ち前のデザイン力や色彩感覚をより活かすことができるアニメーションにそのフィールドを移し、才能を存分に発揮する。
4.『Love Rollercoaster』 企画者:堀江 弘昌 (ほりえ ひろまさ)
こぐまのジョンが亡き母からのプレゼントを、マルボロ村に住む仲間たちと一緒に探し出す。アニマルキャラクター満載のドタバタ冒険劇。
世界最大かつ最高峰のCG映像の祭典SIGGRAPH(シーグラフ)で、2度の受賞歴を誇る俊英・堀江弘昌が作り出す圧倒的なクオリティのフル3DCGアニメーション作品。
【「動画革命東京」事業の内容】
東京都のアニメ産業振興策の一環として、東京都の支援をうけて?シンクが「動画革命東京」プロジェクトを企画いたしました。
(1)アニメ作品企画の募集・作品制作について
オリジナルアニメーション作品企画を、東京国際アニメフェアやウェブによるエントリーなどを通じて広く募集していきます。 採用企画に対して、アニメイノベーション東京が制作資金の提供や作品のプロデュースを行います。尚、作品制作にあたって、作品毎にアニメイノベーション東京と企画者が参加する共同事業体を設立し、作品制作・販売活動の母体とします。その事業体の器として昨年8月に制度がスタートしたLLP(有限責任事業組合)などの組合制度を活用していきます。事業期間4年間で15作品程度の支援を予定しています。
(2)作品の販売について
本事業では、アニメーション映画やテレビシリーズなどパイロット版映像を基とした大規模作品の作品化権の売却と、パイロット版映像自体のTVやブロードバンドでの放映、パッケージ販売などにより収益を獲得していきます。 作品の販売に当たって、これまで株式会社シンクが培ってきたネットワークをフル活用し、国内マーケットだけではなくより規模の大きな海外マーケットでの展開も行っていきます。
【事業の特色】
本事業では、作品企画に対して制作資金を提供するだけでなく、株式会社シンク創業者でコンテンツ&プロデュース部門の責任者である竹内宏彰を中心とした国内外の強力なプロデューサー陣により作品企画・制作に関するハンズオン・プロデュースを行うことで、より確度の高い事業化を行っていきます。また、アニメイノベーション東京と企画者・制作者との共同事業という形態を取り、共同事業体が作品の知的財産権を保有することで、通常アニメーション制作受託に対する 報酬のみとなることが多い企画者・制作者にとって、事業成功時には制作受託報酬だけでなく貢献度に応じて事業利益の分配を受けられ、単なる制作受託よりも 多くの利益を享受できるというメリットがあります。 さらに、複数作品に資金支援を行うポートフォリオ型の運用を行うことで作品単位では大きくなりがちな収益の振れ幅を相殺し、事業全体のリスク抑制を図ります。
【株式会社シンク 会社概要】 http://www.think.ne.jp
昨年より、日米のMicrosoftや大手戦略コンサルティング会社McKinsey & Companyなど、グローバル・リーディング・カンパニーで事業開発において豊かな経験を持つ森祐治が代表取締役社長に就任。これまでのウェブ・ソリューション 事業領域に加えて、アニメーションやCGなど映像コンテンツ領域へのビジネス開発・投資・プロデュースの事業を開始。 エグゼクティブ・プロデューサーには、ハリウッド人気SF映画「The Matrix」シリーズのアニメーション・アンソロジー「Animatrix」(ワーナーホームビデオ)を手がけ、一方では「ほしのこえ」(CW フィルム)の新海誠監督など新人発掘・育成に実績のある竹内宏彰を擁し、映像コンテンツ領域で積極果敢な試みを展開している。
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企業情報
企業名 | 有限会社アニメイノベーション東京 |
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代表者名 | -- |
業種 | 未選択 |
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