ゲームブックのホットエイジ! ファンタジー戦記『ラグーサ城攻防戦』がamazon kindleから5月21日に配信!
2020年5月21日、幻想迷宮書店から、書き下ろし新作ゲームブック『ラグーサ城攻防戦』(税込み500円)の配信がamazon kindleにてスタートします。
電子書籍専門のパブリッシャー「幻想迷宮書店」(本拠地:東京都練馬区)は、同社のゲームブックレーベル「幻想迷宮ゲームブック」シリーズ第18作めのタイトルとして、『ラグーサ城攻防戦』(税込み500円)を、2020年5月21日よりamazon kindleにて配信スタートします。
■ワクワクが止まらない! 絶対的不利を覆していく快感!
国境の要害に告げられた風雲急。迫る敵軍は圧倒的で、援軍が間に合う見込みはほぼない。ラグーサ城が占領されれば、住民は皆殺しにされてしまうだろう。好材料を探すことすら難しい劣勢の中で、あなたは若き王子アロイスとして、防衛戦を指揮することになる。絶望的な兵力差でそれでも籠城戦を選ぶのか? それとも、一か八か打って出て奇襲をかけるのか? 国の命運を左右する戦い――カギを握るのは、読者であるあなただ。
amazon kindleにて予約受付中
https://www.amazon.co.jp/dp/B0885ZW98L
■スマホでお手軽! ゲームブックが電子書籍に
ゲームブックって聞いたことありますか? 簡単に言うと、ストーリーが読者の判断で変化する冒険小説(のようなもの)です。 物語の舞台はさまざまですが、ストーリーの要所要所で、展開を読者自身が選択できるのが特徴で、読むたびに違った物語を楽しむことができます。現在でいう、テキストベースのアドベンチャーゲームのご先祖さまと言ってもいいかもしれません。
1990年代になると、ほとんどの出版社はゲームブックから撤退しましたが、昨今、スマホが普及し、電子書籍という新たなプラットホームで、紙の本特有の面倒さや、劣化のしやすさや、厚みの制限などの問題が電子書籍上で解消されたことで、ゲームブックは静かな注目を集めています。2018年にキンドルで配信された『護国記』は大ヒットとなり、それまでゲームブックを読んだことがなかった人からも高い評価を得ました。
今回、配信となる『ラグーサ城攻防戦』は、「冒険記録紙に鉛筆で記入する」といった、読者の負担を、キンドルリーダーに搭載されたハイライト機能(環境によってはメモ機能)を駆使するなど、リーダーに代行させることで、軽減しています。それにより、電車で片手で読書しつつ、複雑に分岐していくマルチエンディングのストーリーをテンポ良く楽しめます。
大長編ゲームブック『護国記』はこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/B07J3K4M22/
歴史に名を刻むゲームブックのレジェンド『送り雛は瑠璃色の』はこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/B086VYKG7Y/
■なぜ“ラグーサ”は面白いのか
面白い作品に必要なものってなんでしょうか。予想を裏切るどんでん返し? 魅力的なキャラクター? それとも世界観?
『ラグーサ城攻防戦』にはそれらの要素すべてがあります。でも、だから面白いのかというと、それだけではない気がします。
筆者の上家潮巳は巧妙に本作の骨子を形成しています。それは単純に文章を書くということでなく、第三者的視点を常に持ち続ける感覚で執筆している点にあります。主人公アロイス王子の感情の起伏をさまざまな観点から計算し、読者が満足する行動を取れるようにアクションに幅を持たせる一方で、物語の多角的展開を阻害しないようにイレギュラーの発生を調整しています。そこに強引さは皆無で、とても自然に物語は流れていきます。その“まとまり”は大変秀逸で、「世界観」「ストーリー」「キャラクター」すべてにおいて、筆者が時間をかけて納得いくまで練り込みをしたことが強く感じられます。一読では気づかぬほどナチュラルに配置された伏線のバランス。それを回収する程よい速度と、押しつけがましくないくらいの論理性。そこに上家が提供する軽快な筆致が加わり、ゲームブックという小説では味わえない没入を体感できること。それが本作で得られる唯一無二のカタルシスとなっています。
幼少時からあなたを支えた老臣シャール、熱血漢の騎士ルカ、切れ者ステファン……個性豊かな登場人物たちが画面や紙面の向こう側のキャラクターではなく、あなた自身の部下として、時には忠義を尽くし、時には諫言し、またある時はあなたの予想もつかない行動に出る。それを自分の目線で感じることができるのがゲームブックです。
■電子書籍を読むには?
スマホでもタブレットでもPCでもどんな端末でもお読みいただけます。ただし、専用のリーダーアプリ(無料)をダウンロードする必要があるので、インターネットにつながる環境が必要です。一度ご購入いただいた書籍はアカウントに紐づけられるので、例えば、ダウンロードした端末ごと紛失するような事故があっても、再度購入する必要もなく無料で再ダウンロードできます。また、例えば家ではPC、外ではスマホでというように1冊買うだけであらゆる端末で読むことができるようになります。小中学生時代にゲームブックを読んだことがある「懐かしい人」も、ゲームブックをまったく読んだことがない「それなあに?」な人もこのチャンスに是非、「ゲームと小説の融合した面白さ」を味わってみてください。
幻想迷宮書店では、今後も、国内、海外問わず、ファンタジー小説や、ゲームブックの珠玉の名作を電子書籍化していきます!
配信タイトルの詳しい内容は公式サイトをご参照ください。
公式サイト
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企業情報
企業名 | 幻想迷宮書店 |
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代表者名 | 酒井 武之 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
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