ベニー松山の小説『墜ちて修羅、鋼刃舞うは極夜の空』が電子書籍に！　2020年7月21日に配信開始！

電子書籍専門のパブリッシャー「幻想迷宮書店」（本拠地：東京都練馬区）は、ダンジョンRPG「新釈・剣の街の異邦人　～黒の宮殿～」のノベライズ『墜ちて修羅、鋼刃舞うは極夜の空』（税込み900円）を2020年7月21日、amazon kindleにて配信スタートします。

■ベニー松山が綴る異世界転移物

高校生にして、古流剣術の継承者・華親是良人。現代日本に生まれながら、幼少時より剣の鍛錬を積んできた彼は、突然、異世界へと転移してしまう。そこは、暴力と魔法の支配する、極夜の街エスカリオ。是良人は、仲間たちと力を合わせ、苦難を乗り越えていく過程で、自らに課せられた運命と向き合い、己のなすべきことを模索していく――。

本作は、株式会社エクスペリエンスより発売されたダンジョンRPG「新釈・剣の街の異邦人　～黒の宮殿～」のノベライズだ。本来は、2016年にリリースされたPlayStation Vita用の初回限定盤の同梱特典として書き下ろされたもので、のちにエクスペリエンスサイトで個別販売されるまでは非売品であった。よって、一般書店に並んだことはない。

■ベニー松山ってこんな人

彼の業績からもっとも有名なものをひとつあげろと言われれば、小説ウィザードリィ『隣り合わせの灰と青春』（JICC出版局、1988年11月）を著したことであり、彼はウィザードリィというコンピューターRPGを日本に広めた伝道師としても認識されている。

幼少時は趣味でゲームプログラミングをたしなみ、ゲーム記事のライターとして活動を開始し、ゲームノベライズで小説デビュー、ゲームの攻略本を作り、実際にコンピューターRPG制作にも参加した。ゲームの世界に関わり続けたベニー松山の偉大な足跡を知るゲーム愛好家は少なくない。

一方で、ゲームにあまり興味がなく、普段、ぶらりと書店によって新刊チェックをするようなビブリオフィリアは、ベニー松山のことを知らない人のほうが多いだろう。文豪をイメージしづらいペンネームも影響しているのかもしれない。しかし、本好き――それも幻想小説好きが彼の作品を読まないままなのは非常に勿体ないと断言する。

ベニー松山の文才は大作家のそれに劣らない。そんな文筆家が愛情をもってゲームの世界を文字の世界に落とし込んで面白くないわけがない。電子化されたこの機会に是非、お手にとってみて欲しい。

amazon kindleにて予約受付中！

『墜ちて修羅、鋼刃舞うは極夜の空』

https://www.amazon.co.jp/dp/B08BJKXFBT/

あわせて読みたい！

『隣り合わせの灰と青春』

https://www.amazon.co.jp/dp/B01DITFRIO/

■電子書籍とは

ひらたく言うと、本来、紙でできている本という媒体をデジタルデータ化し、それをＰＣやスマホなどをはじめとするデジタルデバイスのディスプレイ上で読めるようにしたもののことです。文字だけでなく、動画や音声が再生可能なものもあります。「電子ブック」、「デジタルブック」、「Eブック」と呼び方はいろいろありますが、すべて電子書籍です。幻想迷宮書店が書籍を配信している「キンドル」は、世界最大級のネットショッピングサイト「amazon」が提供する電子書籍プラットフォームで、日本国内の電子書籍では最大のシェアとなっています。

電子書籍を読むには、そのための端末が必要ですが、要はネットにつながるパソコンかスマホがあればいいのです。そこに電子書籍を読むためのリーダーアプリを入れる必要がありますが、これにはお金はかかりません。

幻想迷宮書店

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