日本僑報社、日中中日翻訳フォーラム第31号を配信、おかしな中国語訳が話題に

10月31日に配信されたメールマガジン日中中日翻訳フォーラム第31号は、下記の内容で注目されています。

日本僑報社、日中中日翻訳フォーラム第31号を配信、おかしな中国語訳が話題に

10月31日に配信されたメールマガジン日中中日翻訳フォーラム第31号は、下記の内容で注目されています。

今号のメルマガ「日中中日翻訳フォーラム」をお読みいただくとわかりますが、日中翻訳学院の受講生・修了生で、これまでに翻訳書を2冊以上出された方は、すでに4、5名を数えます。本田朋子さん、森永洋花さん、藤村とも恵さん、東滋子さん、中西真さん(順不同)などで、これら翻訳者の皆さんの活躍をうれしく思うともに、そのたゆまぬ努力に心より感謝申しあげます。

このたび1週間余り、中国の上海市や湖南省に出張してきました。その間、中国の人気SNS「微信」(WeChat)で話題となっていたのが、日本を訪れた中国人観光客が発信したと思われる「おかしな中国語訳」の写真の数々です(その逆に、中国で見られる「おかしな日本語訳」も話題となっていました)。

例えば、「ぶっかけうどん・そば」の中国語訳は「顔射烏冬面・蕎麦」、「靴を脱いでお上がり下さい」は「請脱下悠的鞋」と表記されていました(*このメルマガでは簡体字が文字化けしてしまうため、あえて日本の漢字に直しています)。

どうしたら、こんなおかしな中国語に訳されるのか? 翻訳ソフトを鵜呑みにしたり、中国語の漢字がわからず、そのため表記を誤ったりしたのでしょうか。

この話題は、単におもしろおかしいだけでなく、翻訳が(日常生活においても)いかに重要であるかを示す好例だと思いました。

日中翻訳学院の皆さんは、出版翻訳を中心に学ばれていますが、こうした身近な日常にひそむ「誤訳」についても関心を持っていただきたい。そして日々、こうした生の情報を仕入れて、よりよい翻訳をめざしていただきたいと願っています。

目次

1)日中翻訳学院 中文和訳の通信講座「武吉塾」第17期が開講

http://fanyi.duan.jp/takeyosijuku.htm

2)日文中訳の通信講座「鄭塾」第12期、10月より開講

http://fanyi.duan.jp/teijuku.htm

3)【受講生動向】森永洋花さん訳『中国企業成長調査研究報告―最新版』が刊行

http://duan.jp/item/216.html

4)【受講生動向】藤村とも恵さん訳、豊子ガイ第5巻『わが子たちへ』が刊行

http://duan.jp/item/194.html

5)【受講生動向】豊子ガイ児童文学全集シリーズ これまでの刊行作品

http://duan.jp/item/17jidou.html

6)【著者動向】小島康誉氏、新疆の文化財保護30周年記念し現地で講演

http://duan.jp/news/jp/20161005.htm

7)東京五輪応援の意込め、日本僑報社代表メルアドを「2020@duan.jp」に

http://duan.jp/news/jp/20161006.htm

8)【採用情報】日中翻訳学院の事務スタッフを募集します!

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1)日中翻訳学院 中文和訳の通信講座「武吉塾」第17期が開講

http://fanyi.duan.jp/takeyosijuku.htm

【日本僑報社発】日本僑報社・日中翻訳学院が主催し、通信教育で中文和訳を学ぶ人気講座「武吉塾」の第17期が10月から開講した。

講師は、翻訳家で元摂南大学教授の武吉次朗先生。

通信講座の「武吉塾」は、中国語の課題文を受講生にメールで送り、受講生から送られてきた日本語訳を丁寧に添削してそれぞれに郵送するほか、参考訳文と講評をメールで送る形で行われる。好評に応え、今期も15回(約4カ月間)にわたり開催される。

講師の武吉先生によると、今期の受講生は34人。

内訳は、女性28人、男性6人。

「継続受講」が19人、「新規受講」が12人、「再受講」が3人。

年齢は、20代1人、30代1人、40代17人、50代11人、60代4人。

居住地は地方別に、東北1人、関東17人、中部3人、関西9人、九州1人、中国(香港を含む)3人。うち在日中国人が2人いるという。

第1期(2008年)から17期までの受講生は、実数169人、延べ486人に上っている。

これは日中翻訳学院の通信講座の中でも、継続学期、受講生数ともに最長・最多を記録。「武吉塾」の実績と人気のほどを示している。

【講師紹介】武吉次朗(たけよし・じろう)

1958年、中国から帰国。日本国際貿易促進協会相談役、一般社団法人中国研究所顧問、元摂南大学教授。

これまで東京・大阪・横浜で翻訳講座を主宰。主な著書は『中国語翻訳・通訳ハンドブック』(東方書店)、『日中・中日 翻訳必携』と『日中中日 翻訳必携・実戦編』『日中中日 翻訳必携・実戦編2』(日本僑報社)、『新版・現代中国30章』(共著、大修館書店)など。

主な訳書に『中日友好随想録(上下)』(日本経済新聞出版社)、『中国投資問答』(研究社)、『盲流』(東方書店)、『新中国に貢献した日本人たち』(日本僑報社)など。監訳多数。

*『日中・中日翻訳必携』 http://duan.jp/item/055.html

*『日中中日 翻訳必携・実戦編』 http://duan.jp/item/160.html

*『日中中日 翻訳必携・実戦編2』 http://duan.jp/item/211.html

*『新中国に貢献した日本人たち』 http://duan.jp/item/57.html

*『続 新中国に貢献した日本人たち』 http://duan.jp/item/021.html

◆日中翻訳学院 武吉塾 http://fanyi.duan.jp/

http://fanyi.duan.jp/takeyosijuku.htm

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2)日文中訳の通信講座「鄭塾」第12期、10月より開講

http://fanyi.duan.jp/teijuku.htm

【日本僑報社発】日本僑報社・日中翻訳学院は、この10月より日文中訳「鄭塾」通信講座・第12期を開講しました。

指導教師は、中国の著名な翻訳家である鄭民欽教授。毎週、課題文を受講生にメールで送り、受講生は2週間以内に訳文を講師あてメールで提出します。

講師は丁寧に添削したものを各受講生あてに郵送するとともに、参考訳文と講評をメールで送付します。これを10回くり返し、最終回はスクーリングを計画しています。受講生には修了証書を授与します。

第12期1回目の課題文発送は10月17日(以後、毎週月曜に課題文発送)。 受講生の訳文提出締め切りは2週間後の日曜日とし、参考訳文の発送はその1週間後とします。最終回はスクーリングを開催する予定。スクーリングに参加できない方には別途、特別課題を用意します。

* 課題文の見本 http://fanyi.duan.jp/tei1.htm

【主催】

日本僑報社・日中翻訳学院 http://fanyi.duan.jp/

〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-17-15 電話:03-5956-2808

※ 詳細:日文中訳の「鄭塾」通信講座 第12期のご案内

http://fanyi.duan.jp/teijuku.htm

(第12期はすでに開講しましたが、ご関心のある方はお気軽にご相談ください)

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3)【受講生動向】森永洋花さん訳『中国企業成長調査研究報告―最新版』が刊行

http://duan.jp/item/216.html

【日本僑報社発】日本僑報社はこのほど、中国企業の「いま」と「これから」を知る必読書『中国企業成長調査研究報告―最新版』を刊行し発売した。

主編(編集主幹)は、中国の著名な経済学博士で中国人民大学副校長の伊志宏(い・しこう)氏。

編著者は、中国人民大学企業イノベーション・競争力研究センター(RCCIC)。

翻訳は、日中翻訳学院受講生の森永洋花(もりなが・ようか)さんが担当した。

本報告は中国人民大学イノベーション・競争力研究センター(RCCIC)の『中国企業追跡調査』のデータ分析に基づき、日本ではなかなか知ることのできない中国の企業管理の現状と未来像を描き出した。

国内外の様々な環境の変化の中で、中国企業がどのような変化を遂げ、またどのような将来像を予測できるかを、追跡調査データを多角的に分析し、企業の成功と失敗の典型的な実例を惜しみなく赤裸々に解剖することで、「理論+データ分析+実践」を結びつけた信頼できる結論に導いている。

中国企業の「いま」と「これから」を知るにあたって、必読の一冊。

どうぞご期待ください!

【主編紹介】伊志宏(い・しこう)

1965年生まれ。中国人民大学財政金融学院卒。経済学博士。現在、中国人民大学副校長、同大学商学院教授。専門は財務管理、資本市場、消費経済。教育部商工管理専門指導委員会副主任、第四回全国商工管理修士(MBA)指導委員会委員。EFMD理事会理事、AACSB認証委員会委員などを兼務。

「国家級優秀教育団体」(2010)、「北京市優秀教育成果賞 一等賞」(2000)、「国家優秀教育成果賞 二等賞」(2001)、霍英東教育基金「大学優秀青年教師賞 三等賞」(2002)、「中国人民大学優秀教育成果賞 一等賞」(2008)などの受賞歴がある。

【編著者紹介】RCCIC(中国人民大学企業イノベーション・競争力研究センター、Research Center for Corporate Innovation and Competitiveness)

中国人民大学の企業管理研究機構に属し、2011年12月に設立。主に中国人民大学商学院の研究に基づき中国企業の成長・発展過程における重大な管理問題を調査・研究し、企業・政府及び関係学者などのための支援を行っている。

国際的知名度を誇る開放式研究プラットフォームを設立し、中国特有の企業管理の実情を分析しかつ関連管理理論に貢献すると同時に、中国の企業管理と戦略に応用することで長期にわたる発展を促すことが、同センターの目的である。

【訳者紹介】森永洋花(もりなが・ようか)

1976年中国吉林省生まれ。中学校教員を経て2002年来日。日中韓フリー翻訳者として幅広い分野の産業翻訳で活躍し、中国語講師として企業の語学研修を行う傍ら、出版翻訳を日中翻訳学院で学ぶ。訳書に『目覚めた獅子:中国の新対外政策』(日本僑報社)がある。

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4)【受講生動向】藤村とも恵さん訳、豊子ガイ第5巻『わが子たちへ』が刊行

http://duan.jp/item/194.html

【日本僑報社発】日本僑報社は10月中旬、大好評シリーズ、豊子ガイ児童文学全集の第5巻となる『わが子たちへ』を刊行し発売した(ガイ=りっしんべんに豈 *このメルマガでは「ガイ」の字が文字化けしてしまうため、失礼します)。

中国近代文壇を代表する豊子ガイの児童文学全集第5巻。豊子ガイは竹久夢二と親交をもち、『源氏物語』『草枕』の翻訳を手がけるなど日本とも深い関わりを持った。

世界中の子供たちに愛された続けた豊子ガイ作品の中から、本書は子どもたちの幼少の頃のエピソードを愛情いっぱいにつづった「わが子たちへ」をはじめ、作者が子どものころから感じていた疑問や、愛猫やガチョウと暮らした思い出を描いた作品など全16編を収録した。

時にはやさしく子どもたちに語りかけ、時には子どもの世界を通して大人社会を風刺した、近代中国児童文学の巨匠のエッセイ集。全7巻順次刊行予定。

本書の翻訳は、日中翻訳学院の藤村とも恵さんが担当した。藤村さんは、訳書に第4回翻訳新人賞を受賞した『豊子ガイ児童文学全集第2巻 少年音楽物語』(日本僑報社)があり、豊子ガイ児童文学全集の翻訳は2作目となる。

【収録作品】

ひまわりの種/隣人/おたまじゃくし/わが子たちへ/父親のあり方/子どものけんか/二つの「?」/新年/随想五編/沙坪小屋のガチョウ/猫の白ゾウ/ネコババする猫/ポン菓子/南穎がやってきた/私塾での生活/猫のミーちゃん

【海老名香葉子さん 推薦の言葉】

中国児童文学界を代表する豊子ガイ先生の児童文学全集がこの度、日本で出版されることは誠に喜ばしいことだと思います。溢れでる博愛は子供たちの感性を豊かに育て、やがては平和につながっていくことでしょう。(エッセイスト、絵本作家)

【著者紹介】豊子ガイ(ほう しがい)

近代中国の代表的な漫画家・散文家・翻訳家。

1921 年(大正10 年)日本に短期留学した際、竹久夢二と親交をもち、大きな影響を受けた。帰国後の1925 年、新聞に「子ガイ漫画」の名でひとコマ漫画を発表し「漫画」という言葉を中国で広めた。また「源氏物語」や夏目漱石の「草枕」の翻訳をしたことでも有名。

【監訳者紹介】日中翻訳学院(にっちゅうほんやくがくいん)

日本僑報社が「よりハイレベルな中国語人材の育成」を目的に、2008 年9 月に創設した出版翻訳プロ養成スクール。

【訳者紹介】藤村とも恵(ふじむら ともえ)

長野県出身。深セン大学語学留学課程修了、現在広東省深セン市在住。中国語通訳案内士。日中翻訳学院武吉塾を第四期より継続受講中。訳書に第4回翻訳新人賞を受賞した『豊子ガイ児童文学全集第2巻 少年音楽物語』(日本僑報社)がある。

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5)【受講生動向】豊子ガイ児童文学全集シリーズ これまでの刊行作品

http://duan.jp/item/17jidou.html

(1) 児童文学全集第1巻『一角札の冒険』

小室あかね・訳、林屋啓子・編集協力

http://duan.jp/item/190.html

次から次へと人手に渡る「一角札」のボク。社会の裏側を旅してたどり着いた先は……。世界中で読まれている中国児童文学の名作。

(2) 児童文学全集第2巻『少年音楽物語』

藤村とも恵・訳、林屋啓子・編集協力、日中翻訳学院・監訳

http://duan.jp/item/193.html

家族を「ドレミ」に例えると? 音楽を愛する少年の話から始まる未来の音楽家のための短編集。

(3) 児童文学全集第3巻『博士と幽霊』

柳川悟子・訳、日中翻訳学院・監訳

http://duan.jp/item/195.html

霊など信じなかった博士が見た幽霊の正体とは? 人間の心理をときに鋭く、ときにユーモラスに描いた傑作短編集。

(4) 児童文学全集第4巻『小さなぼくの日記』

東滋子・訳、日中翻訳学院・監訳

http://duan.jp/item/192.html

「どうして大人は…」表題作は大人たちの言動に悩む小さな男の子の物語。激動の時代に芸術を求め続けた豊子愷の魂に触れる。

(5) 児童文学全集第5巻『わが子たちへ』

藤村とも恵・訳、日中翻訳学院・監訳

http://duan.jp/item/194.html

時にはやさしく子どもたちに語りかけ、時には子どもの世界を通して大人社会を風刺した、近代中国児童文学の巨匠のエッセイ集。



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企業名 日本僑報社
代表者名 段躍中
業種 新聞・出版・放送

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