日本僑報電子週刊、ヒラリー・クリントン氏推薦の『SUPER CHINA―超大国中国の未来予測』刊行特集を配信

12月28日に配信された日本僑報社のメルマガ日本僑報電子週刊第1258号は、、このほど日本僑報社より発売となった胡鞍鋼氏(清華大学国情研究センター長)の新著『SUPER CHINA―超大国中国の未来予測』を特集しました。

日本僑報電子週刊、ヒラリー・クリントン氏推薦の『SUPER CHINA―超大国中国の未来予測』刊行特集を配信

 

12月28日に配信された日本僑報社のメルマガ日本僑報電子週刊第1258号は、、このほど日本僑報社より発売となった胡鞍鋼氏(清華大学国情研究センター長)の新著『SUPER CHINA―超大国中国の未来予測』を特集しました。

振り返れば小社は今年、胡鞍鋼氏の著書、共著書を合わせて3点刊行しました(下記参照)。1年間に同じ著者の作品を3点刊行、発売するのは小社では初めてのことです。いずれも中国を代表する学者の1人、胡鞍鋼氏が、中国の国情をわかりやすく解説し、その未来を見据えた優れた著作です。皆様、ぜひご高覧ください。

 

目次

 

1)ヒラリー氏が推薦!『SUPER CHINA―超大国中国の未来予測』が発売!

http://duan.jp/item/9909014-0.html

 

2)『SUPER CHINA―超大国中国の未来予測』 著者、訳者紹介

http://duan.jp/item/9909014-0.html

 

3)『SUPER CHINA―超大国中国の未来予測』 目次(抜粋)

http://duan.jp/item/9909014-0.html

4)『SUPER CHINA―超大国中国の未来予測』 日本語版序文(抜粋)

http://duan.jp/item/9909014-0.html

5)【2016年 日本僑報社の主な出来事】

http://jp.duan.jp/newyear2017/newyear.html

 

6)【2016年 日本僑報社の刊行書籍】

http://duan.jp/item/c2016.html

http://duan.exblog.jp/23732675/

 

7)【2016年 日本僑報社の出版十大ニュース】

http://duan.exblog.jp/23746154/

 

8)【編集部が選んだ段躍中編集長関連の十大ニュース――日本メディア2016】

http://jp.duan.jp/press-list.html

http://duan.exblog.jp/23746032/

9)元朝日新聞論説委員の横堀克己さん死去、『春華秋實―日中記者交換40周年の回想』共著者

http://duan.exblog.jp/23746036/

 

1)ヒラリー氏が推薦!『SUPER CHINA―超大国中国の未来予測』が発売!

http://duan.jp/item/9909014-0.html

【日本僑報社発】日本僑報社は12月下旬、中国の著名学者、胡鞍鋼(こ・あんこう)氏(清華大学国情研究センター長)の新著の日本語版となる『SUPER CHINA―超大国中国の未来予測』を同社から発売した。

 

胡氏はこの春、中国で開かれた全国人民代表大会(全人代、国会に当たる)で審議された「第13次5カ年計画」(2016~2020年)の起草で、政府に助言した専門家委員の1人。日本僑報社からこれまでに著書の日本語版『中国のグリーン・ニューディール』『中国の百年目標を実現する第13次五カ年計画』が刊行されている。

 

本書は、中国の発展の軌跡をさまざまなデータから分析した上で、2020年までに中国が達成するべき目標を掲げた話題作。世界の知識人が待ち望み、アメリカ、韓国、インドに続く緊急邦訳となった。アメリカのヒラリー・クリントン氏は早くも国務長官時代に、国務省の中国関係の高官や専門家らに推薦していた!

 

急速に発展する中国は、一体どのような大国になろうとしているのか? 「成熟した、責任ある、吸引力のある大国」と考える著者は、自国の利益だけを追い求めたり、覇権主義に走ったりするのではなく、平和的な発展の道を進むべきだと唱える。

世界の潮流、新型の大国となる中国の現在・過去・未来を知る上で、貴重な一冊。

 

なお本書・日本語版の刊行については、中国共産党の機関紙「人民日報」の海外版(12月21日付)でタイムリーに速報された。

http://paper.people.com.cn/rmrbhwb/html/2016-12/21/content_1737588.htm

 

■『SUPER CHINA―超大国中国の未来予測』

――世界の知識人が待ち望んだ話題作。アメリカ、韓国、インドに続く緊急邦訳。ヒラリー・クリントン氏推薦図書、日本初上陸!

http://duan.jp/item/9909014-0.html

 

【内容紹介】

中国の急速な発展は誰もが知るところである。では、中国は一体どのような大国になろうとしているのか。「成熟した、責任ある、吸引力のある大国」と考える筆者は、自国の利益だけを追い求めたり、覇権主義に走ったりするのではなく、平和的な発展の道を進むべきだと言う。

中国の発展の軌跡をさまざまなデータから分析した上で、2020年までに中国が達成するべき目標を掲げた本書は、ヒラリー・クリントンの推薦やインド・韓国での出版等、世界的にも評価されている。また、韓国KBS テレビは「Super China」というドキュメンタリーを放送した。今回、日本でも出版されることになった本書は、中国の現在・過去・未来を知る上で貴重な1冊になるだろう。

 

2)『SUPER CHINA―超大国中国の未来予測』 著者、訳者紹介

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【著者紹介】胡 鞍鋼(こ・あんこう)

1953年生まれ。現在、清華大学国情研究センター長、同大学公共管理学院教授、博士課程の指導教官を務める。「第13次五カ年計画」専門家委員会委員。各種専門書、国情研究シリーズなど、80冊以上出版。邦訳は『中国の百年目標を実現する第13次五カ年計画』(日本僑報社)など多数。中国国家自然科学基金委員会傑出青年基金に援助、中国科学院科学技術進歩賞1等賞(2回受賞)、第9回孫冶方経済科学論文賞、復旦管理学傑出貢献賞などを受賞。

 

【訳者紹介】小森谷 玲子(こもりや・れいこ)

名古屋生まれ。北海道大学農学部農業経済学科卒業。2004年に中国語の勉強を始め、2006年北京語言大学、2008年北京民族大学に短期留学。2010年より日中翻訳学院で本格的に翻訳を学び始める。その後、法律に関する翻訳業務、中国児童援助団体での翻訳業務、中国テレビCCTV大富の字幕翻訳業務に就く。2015年、日中翻訳学院の推薦で日中青年友好交流訪中団に参加。2016年に出版した『中国の百年目標を実現する第13次五カ年計画』(日本僑報社)が翻訳書籍の第一作となった。現在も日中翻訳学院に在籍中。

 

ISBN 978-4-9909014-0-0  C0036

定価:2700円+税

発行:富士山出版社

発売:日本僑報社

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3)『SUPER CHINA―超大国中国の未来予測』 目次(抜粋)

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第1章 中国の急速な発展

第2章 中国経済発展の現在、過去、未来

第3章 人口への挑戦~高齢化社会と都市化~

第4章 健康中国

第5章 教育と人的資本

第6章 科学技術の革新

第7章 気候変動と持続可能な発展

第8章 中国の発展目標と戦略

第9章 中国はどのように米国を追い越すか:総合国力の視点から(1990~2013)

第10章 中国と世界~現代化の後発国から人類発展の貢献国へ~

 

4)『SUPER CHINA―超大国中国の未来予測』 日本語版序文(抜粋)

http://duan.jp/item/9909014-0.html

 

……2008 年8 月、米国のブルッキングス研究所理事会主席のジョン・ソーントン氏とお会いした時、現代中国についての最新の研究成果を、同研究所による「中国の思想家」シリーズの一冊として出版したいと頼まれ、喜んで引き受けた。中国専門家の立場から、国際的に通用する方法論と比較可能な統計データを用い、中国が大国へ至る過程や特徴、さらにそれが世界に与える影響について詳述したのが、2011 年4 月に米国で出版された『中国2020 ~新型の大国~(China in 2020 : A New Type of Superpower)』である。

(中略)

2012 年には浙江人民出版社から『中国2020 ~新型の大国~』の中国語版が、2011年にはインド版が、2013 年には韓国語版も出版された。また、韓国では2015年に本書をもとにしたドキュメンタリー番組『Super China』がKBSテレビで放送された。さらに同年、浙江人民出版社から増訂版を出版した。本書はその日本語版である。

 

中国が大国になったことで、それをテーマとした書籍が数えきれないほど出版された。しかし、多くは中国国外の著者の手によるもので、中国国内の研究者による著作は少なく、特に専門的研究や定量分析の類はほとんど見られなかった。筆者が執筆を行うのは、中国人研究者として「中国の声」「中国の観点」を発信したいと思っているからだ。

 

本書は毛沢東の影響を多大に受けている。(中略)毛沢東は、世界最多の人口を擁する社会主義国の指導者として、厳しい国際競争のなかにあっても、常に大きな夢を抱き続けた。毛沢東はGDP という概念も知らなかったが、独自の戦略をもとに、将来追いつくべき対象を見定めたのである。本書は「ことが終わってから偉そうなことを言う」立場から毛沢東の戦略を検証している。毛沢東の「中国の夢」は、我々の代で実現するだろう。

(中略)

筆者は、中国の今後の発展に大いなる自信を持っている。本書では経済、人口、健康、教育、環境保護、気候変動などの領域から全面的、体系的、専門的な分析を行い、中国発展の道すじと今後の発展について検討を加えている。

中国が超大国になるのは間違いない。たとえ、どんな困難が待ち受けていようと、中国経済が発展を続けていくのは疑いようがない。1980 年代以降に出された中国の経済成長予測は、当の中国政府の予測を含め、ほとんどすべてが中国の発展速度を過小評価するものだった。2000 年の中国のGDP は、世界銀行のもともとの予測を78.5%も上回っていたのである。今後のカギとなるのは、中国がどのような大国になろうとしているかである。中国の現代化は、イギリスや米国、旧ソ連とは異なった独自性を有している。歴史的、文化的要因にもとづけば、中国は「成熟した、責任ある、吸引力のある強国」となるべく努めるだろうというのが私の考えである。米国による一極覇権時代から、中国はじめ多くの強国が台頭する多極化時代に入り、「競争より協力」が新しい世界秩序となるだろう。中国は、自国の利益だけを追い求めたり、覇権主義に走ったりするのではなく、これまで通り平和的な発展の道を進んでいくだろう。

(中略)

日本の皆さんにとって、本書が中国の国情を理解するきっかけとなることを、また、中国の今後に関心のある皆さんに、新たな視点と切り口を提供できることを、そして、なによりも本書の意義を理解していただけることを願っています。

 

2016 年11月 北京清華園にて

胡 鞍鋼



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企業名 日本僑報社
代表者名 段躍中
業種 新聞・出版・放送

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