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イベントで使用した容器を再利用して育てたじゃがいもを収穫。日本初の試みをパソナグループと共同で開催

株式会社パソナグループ(東京都千代田区、https://www.pasonagroup.co.jp/、代表取締役グループ代表:南部靖之)と株式会社折兼(愛知県名古屋市、https://www.orikane.co.jp/ 、代表取締役:伊藤崇雄 以降、折兼)は、淡路島にある「Awaji Nature Lab&Resort」内の農地にて、フードサイクリングの堆肥で育てたじゃがいもの収穫祭を実施いたしました。

 

 

 

 

■収穫祭について

2022年11月に淡路島で開催された「ワールドシェフ王料理大会」にて使用したバガス容器を分別回収し、食品残渣と共に堆肥を作り、その堆肥を活用して育てたじゃがいもを収穫いたしました。使用済の使い捨て容器を堆肥化して行うフードサイクリングの取り組みは、日本で初の試みとなります。今回収穫されたじゃがいもは、パソナグループと折兼でそれぞれ、分析機関による分析を実施し、パソナグループが運営するレストラン等で提供される予定です。

 

■ワールドシェフ王料理大会での取り組みについて

ワールドシェフ王料理大会とは、2022年11月12日(土)~13日(日)に淡路島にて開催された食と健康と環境をテーマにした日本最大級の食とウェルビーイングフードイベントです。会場では世界中から集まったシェフによる料理対決のほか、世界各国の有名シェフによる料理を楽しめるイベントとなっておりました。会期中はプラスチックフリーを実現するため、使用されるすべての容器にバガス容器を指定いただきました。今回はバガス容器を約75㎏分別回収し、イベントで発生した食品残渣と共に堆肥化し、その堆肥を使用してじゃがいもを育てられました。

イベント会場で提供された食事
分別回収を行ったリサイクルステーション
バガスが混ざった堆肥

■バガスフードサイクリングとは

バガスフードサイクリングとは、バガス容器が土中・海中・コンポストにおいて一定期間で分解する性質を活かした取り組みです。イベントやレストランで使用したバガス容器を分別回収し、食品残渣と共に土壌分解して野菜を育てる際に、土壌改良材として活用します。育てられた野菜は、調理され、再びバガス容器に入れられてお客様へ提供されます。バガスの堆肥は専門機関による調査で土壌改良材としてのエビデンスを取得しており、実際にワールドシェフ王料理大会や清水エスパルスのエコチャレンジto 2050のイベントなどで、試験的にバガスフードサイクリングに取り組んでいただいております。完成した堆肥を用いて育てられた野菜はレストランや消費者に提供する予定です。

 

■会社概要

商号          : 株式会社折兼

代表者         : 代表取締役社長 伊藤 崇雄

所在地         : 〒451-0044 愛知県名古屋市西区菊井二丁目6番16号

創業          : 1887年7月    

事業内容        : 食品包装容器、資材、衛生関連商品、環境対応品、厨房用品及び

包装機械等のトータル販売

資本金         : 9,600万円

URL           : https://www.orikane.co.jp/

 



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企業情報

企業名 株式会社折兼
代表者名 伊藤 崇雄
業種 食品関連

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